スイカ事件の控訴審では、被告が、原告の写真と同じような構図等を思いつくのは不可能ではないが、相当な偶然というべきだとして、類似性を認めました。
ただ単に、スイカの写真であれば、多くの人が簡単に思いつくことですが、上の写真のスイカは、いかにもみずみずしいことが強調されるよう、配置や構図、スイカの切り方、並べ方も工夫されています。
微妙なところですが、被告の写真も、スイカのみずみずしさを強調するための配置や構図、スイカの切り方、並べ方が重要な部分で一致していると評価できます。
このように考えたのが控訴審であり、原告の写真の撮り方は誰でも容易に思いつく範囲内のものだと考えれば、地裁のように類似性を否定する結論になるでしょう。
皆様は、上の2つの写真、類似性があると思われるでしょうか?

*著者:弁護士 星野宏明(星野法律事務所。顧問法務、不動産、太陽光自然エネルギー、中 国法務、農業、不貞による慰謝料、外国人の離婚事件等が専門。)
※画像は裁判所:http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/428/012428_option1.pdf より引用

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