ジャンルは“いのちをうみだすみんなのハコニワ”となっており、9月15日からスタートした「東京ゲームショウ2016」にも出展。和田氏の新作とあって注目度が高い作品ですが、いったいどんなゲームなのかいまいち分からない作品でもあります。
そこで「東京ゲームショウ2016」に訪れていた和田氏にインタビューを実施。本作の魅力を訊いて来ました。
――本作が発表されたとき、一番驚いたのは和田さんの新作がアークさんから出るということでした。ただトイボックスさんとアークさんは『魔都紅色幽撃隊』で一緒に仕事をされているので、それがきっかけなのかなと勝手に想像していたんですが、いかがでしょうか。
和田:もともとアークシステムワークス社長の木戸岡さんとは20年以上前からうすーく面識があったんですが、弊社の金沢十三男がプロデュース、今井秋芳さんが監督・脚本を担当された『魔都紅色幽撃隊』をきっかけにちょいちょいお会いすることになりまして、ある時に「和田さんも何か作ってよ」と言われたのが始まりです。
ただ最初は「僕のゲームの雰囲気ってアークさんに合うのかな」と心配していたんですが、木戸岡さんは「格闘ゲームだけではなく、もっとアークシステムワークスとしての幅を広げたい」と仰られまして、僕が前々から暖めていた『Birthdays the Beginning』の元となった企画をお出ししたんです。そしたら「難しい」「アカデミックだ」と言われてしまいまして(笑)。