
今回は、発売に先駆けプレス体験会が開催。その模様を2回に分けてお送りいたします。2回目となる本記事では、科学実験爆発事件のプレイレポートをお届けします。
■【ネタバレあり】よりドラマチックな演出へと進化した『大逆転裁判2』プレス体験会レポ・その1
https://www.inside-games.jp/article/2017/06/03/107612.html
19世紀最大となる万博には、各国から数多の展示や催し物が出展されていましたが、中でもひときわ異彩を放つ科学実験が行われていました。それは、鳥籠(ケージ)の人物をステージから水晶塔へ瞬時に移動させるという脅威の科学「超電気式・瞬間移動技術」の実験でした。
大勢の観衆が見守る中、実験装置は大爆発を起こし、実験台となった紳士は水晶塔で遺体となって発見されます。この実験シーンは、3Dキャラクターによるイベントムービーで語られます。モーションキャプチャーで表現された動きにより、まるでアニメーションのようにスムーズなアクションが見られ、爆発の衝撃やキャラクターの躍動感が感じられました。
この後、龍ノ介は、ヴォルテックス首席判事から爆発事件の担当弁護士を依頼されます。依頼人は、独逸から訪れたベンジャミン・ドビンボー博士。科学を愛する彼は、「実験は成功したけれど、不幸な事故だった」と殺人を否定します。事故なのか殺人なのかによって判決は大きく変わり、事故ならば「科学技術保護特例」によって保護を受けられます。一方、殺人となると実験装置が凶器として扱われるため、実験の技術が漏れてしまうという危機にあると告げられます。