
山崎浩司(以下 山崎):雨が降る日が多かった8月です。今月もよろしくお願いします。インサイドのスタッフの間では、やはり『ドラゴンクエストXI』の話題が盛り上がっています。街を歩いていてフツーの方々の会話からでも「ドラクエ」と聞くことがあります。
安田善巳(以下 安田):『ドラゴンクエストXI』は2日間で200万本売れ、その後にあっさりと300万本を越えたそうですね。これからももっと売上本数が伸びそうです。それだけ多くのゲームユーザーがいることが証明され素直にうれしいです。
平林久和(以下 平林):私の周りでは『スプラトゥーン2』と『ドラゴンクエストXI』を並行して遊んでいる人が多いです。というわけで、今年のゲームはジャパナイズの夏、なんてことを語っていました。
山崎:ジャパナイズって日本化、日本風にしたという意味ですか?
平林:はい。世界ではTPS(サードパーソンシューター)がメジャーなゲームジャンルとして遊ばれていますが、日本ではパッとしません。それを、インクを撃つナワバリバトルにして一気にブレイクさせたのが『スプラトゥーン』です。『スプラトゥーン』は日本風のTPSを確立しました。で、西洋生まれの