2018年も、もう6月。春の陽気や新しい環境も一段落して、街中の変化を見渡せる余裕が出来てきた人も少なくないのではないでしょうか?

インサイドでは2018年6月2日より「6月は「まちづくり月間」、イチオシの「街作り系」ゲームは?」というテーマで皆さんからのコメントを募集。
懐かしの名作や今すぐダウンロード出来るPCゲームなど、幅広いゲームへのオススメをいただきました。今回は作品の解説を交えつつコメントをご紹介していきます。

まずは投票の多かった作品からどうぞ!

■『シムシティ』シリーズ

『シムシティ』シリーズはプレイヤーが市長になって、理想の街を作っていくシミュレーションゲーム。初代登場から約30年もの歴史があり、当時のやりこみや思い出など、愛の感じるコメントが届きました。

◆コメント(一部抜粋)
・初めてやった都市育成ゲーム。「今日からあなた市長です」のCMも印象的でした。
(『シムシティ』)
・このために64DDの会員になったぐらい今でも好きなゲーム。 フリーモードを攻略本無しで100万人達成しました (『シムシティ64』)
・ビルドイットはスマホゲーということもあり、、初期の楽しかったクラシックな雰囲気が漂いつつ、オンラインで貿易なども多く活用されます。売り切り型のソフトとしてPS4などで出して貰えないかなあと思っています。(『シムシティ ビルドイット』)

■『A列車で行こう』シリーズ

『A列車で行こう』シリーズはアートディンクから発売されているシミュレーションゲーム。鉄道会社の運営を行いつつ都市を発展させるのが主な目的となります。

ゲーム内では細かい街中を走る電車の様子を、鉄道模型のように眺めることが可能。
鉄道ファンにはニクい演出があるのが特徴的で、『シムシティ』と同じく息の長い作品です。

3DS『A列車で行こう3D』ではストーリーを通じてゲームに慣れる事ができ、シミュレーションゲーム初心者にもお勧めしたい作品になっています。

次のページではいろんな「街作りゲー」に届いたコメントをご紹介!

コメントの中には「隠れた名作」と呼べるゲームもありました。ここからは、そんな読者コメントをピックアップします。

■『Cities: Skylines』

『Cities: Skylines』は、Paradox InteractiveがSteamにて配信しているPC用ゲーム。

『シムシティ』が「街全体」、『A列車で行こう』が「鉄道」に力を入れたゲームなら、『Cities: Skylines』は「道路と景観デザイン」に重点を置いたゲームといえるでしょう。
自由度の高い道路設計が可能で、日本に実在する街を再現できるほど。カメラ機能が充実しているのも魅力の一つです。

◆コメント(一部抜粋)
じっくり街づくりに取り組める、まさに箱庭作りに徹底できる点が気に入ってます!
■『Factorio』

『Factorio』は、2016年にWube SoftwareからSteamで配信されているPC用ゲーム。

本作は「工場」とそれを支える「物流」「通信」のネットワークを設計し、発展させていくというもので、見下ろし画面メインの硬派なゲームになっています。

なかには回路、液体といった化学実験を思わせる設計パートがあり難易度は高め。マルチプレイモードでは2人で協力して分担プレイが出来るのも珍しいです。


◆コメント(一部抜粋)
景観を考える必要なく、ひたすら工場を拡張していくゲーム性がお気に入り。常に忙しくて止め時が見つからない。

■『牧場物語 はじまりの大地』

『牧場物語 はじまりの大地』は、マーベラスが2012年に3DSで発売した牧場物語シリーズの一作。

牧場を切り盛りしながら、隣町の住人や森の妖精達と交流し仲良くなっていくという内容で、恋愛イベントや結婚、子供との世代交代など、人生シミュレーションが一緒に楽しめるのも特徴です。

本作では建物や主人公の見た目を大きく変更できるので、個性を反映した牧場が作れます。

◆コメント(一部抜粋)
牧場物語好きの私であれば、街作り系といえばこれでしょ、という感じ。
家から道まで材料あつめてました。

■『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル 小さな王様と約束の国』

『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル 小さな王様と約束の国』は、2008年にスクウェア・エニックスよりWiiのダウンロード専用ソフトとして発売されました。プレイヤーは王様の少年となり、クリスタルの力を使って建物や人を蘇らせ、国を繁栄させていきます。

資材となるクリスタルの力はダンジョンのボスが持っており、冒険者を雇って攻略を依頼するという放置ゲーム風のシステムも搭載されています。

本作は2003年にゲームキューブで発売された『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の外伝作品となっており、ファンタジックでほのぼのとした暖かい雰囲気、そして暗い設定がひしめく世界観は独特。『FF7』、『FF15』といったSF重視のナンバリングシリーズとは異なる魅力ともいえますね。


◆コメント(一部抜粋)
街の施設を充実させるシム要素と、今で言う放置型RPGとの化学反応が素晴らしく、シム系にありがちな「素材がないと詰む」といった要素がほぼ無いのも良かった。
【まとめ】「街作り系」は一つでは語れない。まだ見ぬ名作を探してみよう!
というわけで以上、寄せられたコメントを紹介していきました。まだまだ沢山の紹介を頂いたのですが、紹介しきれずごめんなさいっ。

アンケート結果をまとめていく過程で、プレイしたことのあるゲームの魅力を思い出せたり、コメントしてくれた読者の方々の意見に共感できたりしたのがうれしかったです。

PC、家庭用、スマートフォン用問わず、上記作品のような独特な世界観を持っている「街作り系」ゲームが今後とも制作される事を願うばかりです。

『SimCity』
(C) Electronic Arts Inc.

『A列車でいこう3D Neo』
(C) 2014,2018 ARTDINK.

『Cities: Skylines』
(C) 2015-2018 and published by Paradox Interactive AB, CITIES: SKYLINES and PARADOX INTERACTIVE are trademarks and/or registered trademarks of Paradox Interactive AB in Europe, the U.S., and other countries. All other trademarks, logos and copyrights are property of their respective owners.

『Factorio』
(C)Wube Software LTD.

『牧場物語 はじまりの大地』
(C) 2012 Marvelous inc.

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル 小さな王様と約束の国』
(C)2008 SQUARE ENIX CO., LTD.