昔も今も高い人気を誇っているゲームジャンルのひとつに、RPGがあります。元々は役割を演じる遊びとして始まったものですが、コンピュータゲームのジャンルとしては、育成を通じてキャラを強化し、困難を打破するといったスタイルが主流となっています。


初期の家庭用向けRPGといえば、パソコンから移植された『ウルティマ』や『ウィザードリィ』なども注目されましたが、やはり『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』といった作品が特に人気を集め、RPGブームを巻き起こしたほどでした。

人気作が切り開いたRPGというジャンルには、数多くの作品が集い、ブームの勢いを更に後押しします。そのためRPGと一口に言っても、題材やテーマ、ゲームシステムなど、多種多彩なタイトルが溢れました。その中でも、唯一無二の個性を発揮し、確固たる地位を築いたRPGのひとつが、ファミリーコンピュータソフト『MOTHER』です。

当時、様々なRPGが登場しましたが、大ヒットした『ドラクエ』のようなファンタジー世界をモチーフとするものが多く、その他はSFや和風モノといったラインナップが中心でした。ですが『MOTHER』の舞台は、(当時の)現代アメリカ。
あまり類を見ない切り口に関心が集まり、児童文学にも通じるような物語性や、散りばめられた遊び心などに、多くの少年少女が魅了されました。

多くのユーザーに衝撃を与えた『MOTHER』は、もうすく発売から30周年を迎えようとしています。そこで、記念すべきアニバーサリーに向け、本作に関する思い出やプレイ体験を、読者の方々から幅広大募集したいと思います。当時一緒に盛り上がった友達の話や、もう一度遊びたいといった声など、何でも構いません。あなたの熱い想いを、ぜひ教えてください!

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※画像は『MOTHER1+2』のものです。

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