ニンテンドースイッチ/PlayStation4向け野球ゲーム『パワフルプロ野球2024-2025(以下、パワプロ2024)』が、2024年7月18日に発売予定。「パワプロ」シリーズ30周年記念作品となる本作の主題歌「RELAY」を担当するのが、オーディションを勝ち抜いた藤原美慶 (ふじわら びけい)さんです。


といっても、藤原さんをご存知の方はほとんどいないでしょう。それもそのはず。彼女は表立った音楽活動はしておらず、SNSさえ運用していません。主題歌が流れる『パワプロ2024』オープニングムービーが公開された際も、藤原さんは高校3年生であるということ以外、一切の情報がないのです。

いったい、藤原さんはどんな人物なのか。本人に直接お話をお伺いしたところ、とんでもなく眩しい青春ストーリーが飛び出してきました。


カラオケ大会で優勝したら『パワプロ2024』主題歌を歌うことになったという、とある女子高生の夢みたいに大きな話。ぜひ最後までお付き合いください。

◆カラオケ大会優勝がきっかけで、「パワプロ」シンガーに!公開されるや学校中が大騒ぎ
―藤原さんはオーディションを勝ち抜いて、『パワプロ2024』主題歌シンガーに抜擢されました。どのような経緯だったのでしょうか?

藤原:「淡路音楽島うたじまんコンテスト」という、カラオケ大会のグランドスラム(※ 12月に行われるコンテストのこと)で優勝できたことが直接のきっかけです。だいたい2ヶ月に1度のペースで開催されていて、高校1年生の時に初めて優勝できたのですが、その年のグランドスラムでは賞を逃してしまって。

翌年、もう一度参加してグランドスラムでも優勝できた時に、その審査員をされている先生から「パワプロのオーディションがあるよ」と声を掛けて頂きました。


―カラオケ大会優勝からのオーディション参加!そんなこともあるんですね…!

藤原:そこからエントリーの準備を進めたものの、私はYouTubeやSNSなどをやっておらず、これまでにお母さんが撮影してくれたカラオケ大会の様子を集めてプロフィールを作ったり、カラオケボックスで歌った無加工の音源を提出したりしました。

後ほど伺ったことですが、オーディションはいわゆるプロやセミプロの方も受けていたようで、私のようなパターンはとても異例だったようです……(笑)。

―なるほど。その後、合格の連絡を受けた時はどうでした?

藤原:凄くビックリして、しばらくは家に帰っても何にもできず、ずっと口が空いた放心状態でした。レコーディング当日も「ドッキリなんじゃ……?」って、ずっと疑ってました……!

―周囲の方達も、「パワプロ」の主題歌を藤原さんが歌っていると知ったら驚いたのでは?

藤原:そうですね。もちろん守秘義務があるため、公開当日まではずっと喋れなくて。


『パワプロ2024』オープニングムービーが公開された時、ちょうど学校のお昼休みだったんです。だからその時に「みんな!YouTubeを見て!」って、やっと教えることができました。最初は誰からも信じてもらえませんでしたが……(笑)。

でも歌声を聞いてもらったら、「本当だ、美慶やっ!」「パワプロ!凄い!」ってブワっと盛り上がって、野球部から「マジすか、サインください!」って言われたり、去年担当してくれた数学や歴史の先生が職員室から駆けつけてきてくれたりしました。あ、教頭先生からも「俺、パワプロうまいけん」って声を掛けられました!

―教頭先生、ノリノリですね!藤原さんが普段から歌っていることは、皆さんご存知だったんですか?

藤原:学校の文化祭でも歌ったことがあるので、知ってくれていたと思います。友達も先生も、みんな応援してくれて。


―そもそも、藤原さんは「パワプロ」をご存知でした?

藤原:はい、知っていました。その応援してくれるグループの中に野球部もいて、仲が良いんです。それが縁で私も実際の野球を見るようになって、高校野球の選抜大会なども早起きしてリアタイするようになりました。「パワプロ」も、オーディションに参加する前から野球部が教えてくれて。

―その後、オーディション合格を経て、『パワプロ2024』の主題歌を担当するようになったと。野球の神様が見てくれているんですねぇ……!

◆「RELAY」 のもっとも好きな歌詞は、“ねぇ 聞かせてよ 夢は叶うんだって”
―『パワプロ2024』オープニングムービーを見た時、どんな気持ちになりましたか?

藤原:ようやく「ホンマに自分が歌ってるんだ!」っていう感情が込み上げてきました。
映像と自分の声がマッチした時は特に泣きましたね。

それと同時に、今まで頑張ってきて良かったなって本当に思いました。こんな大きなお仕事や、全国・全世界の人たちに私の歌を届ける機会って無かったですし、聴いてもらえたことに感動しています。

―「RELAY」 で気に入っている歌詞はありますか?

藤原:YouTubeで公開されたショートverでは、“「憧れ=限界」だから もういらないよ”という部分が、大谷翔平選手の有名な「憧れるのをやめましょう。」を連想させてくれるので好きですね。

それとJOYSOUNDではフルverが配信されていまして、2番の“ねぇ 聞かせてよ 夢は叶うんだって”が一番好きです。自分の中でどう歌えば良いか、じっくり研究した歌詞でした。


―「RELAY」を歌う際のポイントはありますか?

藤原:「RELAY」はサビでイメージがガラリと変わります。「パワプロ」シリーズ30周年の主題歌ということで、歴史を一つ一つ感じながら歌うと良いと思います!

◆優勝するまでやり抜く、負けず嫌いな一面も
―ところで藤原さんは冒頭のカラオケ大会然り、1つのコンテストに参加すると、優勝するまで出場し続ける性格だと伺いました。

藤原:そうですね。昔からすごく負けず嫌いだって言われます。小学2年生から地元徳島のカラオケ大会に参加するようになって、3位とか特別賞はもらっていたんですけど優勝だけはできなくて。勝てない時は悔しくて、ずっと泣いてました。

―まさに「RELAY」の歌詞にある、“何千回 もう何万回も 涙流したきみへ ねぇ 諦められたことはあったっけ?”という経験が、藤原さんの中にもあったのですね。

藤原:その後、小学校5年生ぐらいからボイトレに通うようになり、その先生から「淡路音楽島うたじまんコンテスト」を教えて頂き、今回の「パワプロ」に繋がったという形です。

実は昨年、ずっと参加し続けていた徳島の大会で優勝できたんです……!それが自信に繋がって、「淡路音楽島うたじまんコンテスト」グランドスラムでも優勝できたのだと思います。審査員の方からも「急に感情を乗せるのが上手くなった」という言葉を頂き、嬉しかったです。

―今回の『パワプロ2024』主題歌をきっかけに、もっと藤原さんの歌を聴きたいというファンも増えてくるかと思います。今後の音楽活動について、展望などはありますか?

藤原:歌手になりたいという気持ちはゼロではないです。チャンスがあれば、歌手になりたい。

―昨今はSNSやYouTube等で活動する方も増えてきています。そういった予定は?

藤原:今のところありませんが、これからやっていきたいなと思っています。ただ言い方が凄く難しいのですが、そういった活動にどうしても避けられない誹謗中傷で、自分が音楽を嫌いになりたくないなとも心配しています。自分が凹む姿を見るのも嫌ですし、凹みながら歌う自分も好きじゃありません。まずは自分が信じることを一番にやっていきたいです。

―最後に一言、お願いします。

藤原:まずは今まで応援してくれた人に、感謝したいです。そして「パワプロ」シリーズ30周年ということなので、その歴史を感じながら野球好きな人もそうじゃない人も、いっぱい「RELAY」を聞いて、いっぱい歌ってほしいです!

藤原美慶さんが主題歌「RELAY」を歌う『パワプロ2024』は、ニンテンドースイッチ/PS4向けタイトルとして、2024年7月18日発売予定です。

また「RELAY」ロングバージョンを含むサウンドトラック「パワフルプロ野球 VOCAL TRACKS パワプロ 30th Anniversary Edition」が2024年7月4日(木)より配信開始予定です。詳細は公式サイトをご確認ください。

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