夏といえば怪談。怪談といえばゲーマーにはホラーゲームということで、この記事では夏に遊びたくなるホラータイトルを5つ紹介します。
真夏の暑さを吹き飛ばす参考になればと思います。ぜひ最後までご覧ください。
◆『零 ~月蝕の仮面~』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam)
『零 ~月蝕の仮面~』は、幼少期に孤島「朧月島」で神隠しにあった少女たちが失われた記憶を求める和風ホラーアドベンチャーです。ありえないものを写し封じ込めるカメラ「射影機(しゃえいき)」と、懐中電灯の僅かな光を頼りに隠された真実に迫る物語が描かれます。
2008年にWii向けに発売された同名作のリマスター版として、キャラクターモデルとムービーのブラッシュアップ、グラフィックの向上、キャラクターや霊にポーズをつけて配置し画面写真を撮影できる「フォトモード」や新規コスチュームが追加実装されています。
本作で重要なのが「懐中電灯」を使用した探索です。プレイヤーは月明りと僅かな光を頼りに、島にある薄暗い洋館や廃病院の中を調査することになりますが、マップ上に隠された様々なアイテムや資料を見つけ出すにはこの懐中電灯の光を当てなければなりません。インタラクトのためにボタンを押すだけではない、物を探す楽しさが魅力となっています。
撮影することで霊を撃退し、封じ込める力を持つカメラ「射影機 」を使った戦闘も面白いポイントです。霊との戦闘では射影機を構え、相手をファインダーに捉えて撮影するとダメージを与えられます。さまざまな移動や攻撃パターンを持つ霊の動きを見極め大ダメージを与える、ホラーゲームでありながら爽快なバトルも魅力の一つです。
原作の面白さを損なうことなく、より美しく、より洗練されて登場した本作。
◆『BIOHAZARD RE:4』(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam)
『BIOHAZARD RE:4』は、主人公「レオン・S・ケネディ」がさらわれた大統領の娘「アシュリー・グラハム」捜索のため、狂気に満ちた人々でひしめく山奥の村の真実に迫るサバイバルアクションホラーです。
本作は2005年に発売され圧倒的な評価を得た同名作のリメイク版として、原作の核はそのままに、現代のプレイフィールやグラフィック、再構成されたストーリーを追加した作品となっています。
サバイバルアクションとして重要な要素であるアクションは、現代作品らしい左スティックで移動、押し込みでダッシュ、L2で狙ってR2で射撃、□でリロードに変更されました。そしてプレイヤーは、ストーリーの流れに沿ってマップを探索し、敵を倒したり謎を解いたりしながら目標地点を目指すことになりますが、原作からブラッシュアップされたアクションによってゲーム体験はより快適なものとなっています。
また本作では、ナイフによるパリィが追加されました。パリィを使えば敵の攻撃を弾き、相手の体勢を崩して攻撃の起点を作ることができるので、数的不利に陥っても抜け出しやすくなり、また激しい攻撃に耐えて一気に押し返すことも可能に。戦闘の快適さと爽快感が増しましたね。
グラフィックやストーリーも進化しています。特にストーリーは、それぞれのキャラクターの魅力を引き出す印象的な場面が増えました。
正統進化した本作は、原作未プレイの方はもちろん、あの頃の興奮をもう一度味わいたいという方にもおすすめの作品です。
◆『Five Nights at Freddy's: Security Breach』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam/PC)
『Five Nights at Freddy's: Security Breach』は、2014年に登場し話題を呼んだ警備ホラーゲーム『Five Nights at Freddy's』シリーズの最新作です。
本作の主人公は、マスコットキャラクターの機械人形「アニマトロニクス」が、来場者をおもてなしする巨大テーマパーク「メガ・ピザプレックス」に閉じ込められてしまった少年「グレゴリー」。彼は監視カメラや様々なオブジェクトを駆使したり、強力な助っ人の力を借りて、襲い来る機械人形からの追跡から逃れつつテーマパークからの脱出を目指します。
機械人形から逃れるためにはいくつかのポイントがあります。まずは園内にある備品を最大限に活用することです。進みたい先に機械人形がいる場合は、重ねられたお皿を倒したり、風船を割ったりと敢えて音を立てて機械人形の注意を引きましょう。
ベビーカーやゴミ箱に身を隠したり、監視カメラの映像から機械人形の巡回ルートを確認することも重要です。うっかりと出くわしてしまわないよう、注意して行動しなければなりません。
また本シリーズでお馴染みの機械人形「フレディ」が、本作においてはプレイヤーを助けてくれる味方として登場します。しかも、フレディに乗り込み移動することが可能なので、従来の脱出ホラーとは異なる幅広い遊び方ができますね。
過去のナンバリング作品とは雰囲気が大きく変わった本作。夏のお供に手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆『ポピープレイタイム』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam/PC/スマホ)
『ポピープレイタイム』は、おもちゃメーカー「Playtime社」の従業員失踪事件の真相を探るべく、廃墟となっている同社の工場を探索する謎解きホラーゲームです。
本作でプレイヤーは、襲い来るおもちゃから逃げつつ謎を解き、目的地に到達することを目指します。逃走パートと謎解きパートが分かれているため、追いつかれる前に謎を解かなければならないというホラーゲーム定番の焦燥感は少なめです。攻略を急かされるのは苦手、謎解きはじっくりとしたいという方に向いていますね。
謎解きにはアイテムを特定の場所にはめ込んだり、ドアのパスワードを解除したりする一般的なものと、「グラブパック」というツールを使用するものがあります。グラブパックは手が2つ、鉄のワイヤーで取り付けられたバックパックで、重いものでも簡単に運んだり、長くて伸びるワイヤーにより遠くのオブジェクトにアクセスしたり、電気を流すことが可能。古典的な謎解きと、本作ならではの謎解きを両方楽しめます。
なお本作は未完の作品で、現時点においてはチャプター3までが公開されています。ゲームのボリュームも丁度良い塩梅ですので、サクッとホラーゲームで遊びたい方におすすめです。
◆『Ib イヴ』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam)
『Ib イヴ』は、両親と訪れた美術館でひとりぼっちになってしまった少女「イヴ」の奇妙な体験を描く2D探索型アドベンチャーです。今回は、2012年にkouri氏が『RPGツクール2000』で製作し公開した同名作のリメイク版を紹介します。
イヴが両親と訪れた美術館は、芸術家「ワイズ・ゲルテナ」の作品を一目見ようとする人々で賑わっていました。しかし、1枚の絵を見た途端、美術館に異変が…。
芸術という世界観を活かした個性的な謎解きが本作の魅力です。ゲームに登場する美術品の多くに何かしらの仕掛けが施されており、またそれらの仕掛けがとてもユニークであるため、解けた際には爽快感が得られます。もちろん、ホラーゲームらしい演出も随所にあり思わずゾクッとすることでしょう。
リメイク版ではグラフィックの向上に加えて、新たな美術品やパズル、小さなアイテムが見やすくなるズームモードやキャラクターからヒントを得られる会話システムなどが追加されています。
フリーゲームのなかでも屈指の名作と名高い『Ib』が現代向けに進化して甦った本作。ホラー好きで過去作未プレイの方には、ぜひプレイしていただきたい作品です。
以上、夏に遊びたいホラーゲーム作品5つの紹介でした。気になった作品がありましたら、ぜひプレイしてみてください。
真夏の暑さを吹き飛ばす参考になればと思います。ぜひ最後までご覧ください。
◆『零 ~月蝕の仮面~』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam)
『零 ~月蝕の仮面~』は、幼少期に孤島「朧月島」で神隠しにあった少女たちが失われた記憶を求める和風ホラーアドベンチャーです。ありえないものを写し封じ込めるカメラ「射影機(しゃえいき)」と、懐中電灯の僅かな光を頼りに隠された真実に迫る物語が描かれます。
2008年にWii向けに発売された同名作のリマスター版として、キャラクターモデルとムービーのブラッシュアップ、グラフィックの向上、キャラクターや霊にポーズをつけて配置し画面写真を撮影できる「フォトモード」や新規コスチュームが追加実装されています。
本作で重要なのが「懐中電灯」を使用した探索です。プレイヤーは月明りと僅かな光を頼りに、島にある薄暗い洋館や廃病院の中を調査することになりますが、マップ上に隠された様々なアイテムや資料を見つけ出すにはこの懐中電灯の光を当てなければなりません。インタラクトのためにボタンを押すだけではない、物を探す楽しさが魅力となっています。
撮影することで霊を撃退し、封じ込める力を持つカメラ「射影機 」を使った戦闘も面白いポイントです。霊との戦闘では射影機を構え、相手をファインダーに捉えて撮影するとダメージを与えられます。さまざまな移動や攻撃パターンを持つ霊の動きを見極め大ダメージを与える、ホラーゲームでありながら爽快なバトルも魅力の一つです。
原作の面白さを損なうことなく、より美しく、より洗練されて登場した本作。
ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
◆『BIOHAZARD RE:4』(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam)
『BIOHAZARD RE:4』は、主人公「レオン・S・ケネディ」がさらわれた大統領の娘「アシュリー・グラハム」捜索のため、狂気に満ちた人々でひしめく山奥の村の真実に迫るサバイバルアクションホラーです。
本作は2005年に発売され圧倒的な評価を得た同名作のリメイク版として、原作の核はそのままに、現代のプレイフィールやグラフィック、再構成されたストーリーを追加した作品となっています。
サバイバルアクションとして重要な要素であるアクションは、現代作品らしい左スティックで移動、押し込みでダッシュ、L2で狙ってR2で射撃、□でリロードに変更されました。そしてプレイヤーは、ストーリーの流れに沿ってマップを探索し、敵を倒したり謎を解いたりしながら目標地点を目指すことになりますが、原作からブラッシュアップされたアクションによってゲーム体験はより快適なものとなっています。
また本作では、ナイフによるパリィが追加されました。パリィを使えば敵の攻撃を弾き、相手の体勢を崩して攻撃の起点を作ることができるので、数的不利に陥っても抜け出しやすくなり、また激しい攻撃に耐えて一気に押し返すことも可能に。戦闘の快適さと爽快感が増しましたね。
グラフィックやストーリーも進化しています。特にストーリーは、それぞれのキャラクターの魅力を引き出す印象的な場面が増えました。
正統進化した本作は、原作未プレイの方はもちろん、あの頃の興奮をもう一度味わいたいという方にもおすすめの作品です。
◆『Five Nights at Freddy's: Security Breach』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam/PC)
『Five Nights at Freddy's: Security Breach』は、2014年に登場し話題を呼んだ警備ホラーゲーム『Five Nights at Freddy's』シリーズの最新作です。
本作の主人公は、マスコットキャラクターの機械人形「アニマトロニクス」が、来場者をおもてなしする巨大テーマパーク「メガ・ピザプレックス」に閉じ込められてしまった少年「グレゴリー」。彼は監視カメラや様々なオブジェクトを駆使したり、強力な助っ人の力を借りて、襲い来る機械人形からの追跡から逃れつつテーマパークからの脱出を目指します。
機械人形から逃れるためにはいくつかのポイントがあります。まずは園内にある備品を最大限に活用することです。進みたい先に機械人形がいる場合は、重ねられたお皿を倒したり、風船を割ったりと敢えて音を立てて機械人形の注意を引きましょう。
ベビーカーやゴミ箱に身を隠したり、監視カメラの映像から機械人形の巡回ルートを確認することも重要です。うっかりと出くわしてしまわないよう、注意して行動しなければなりません。
また本シリーズでお馴染みの機械人形「フレディ」が、本作においてはプレイヤーを助けてくれる味方として登場します。しかも、フレディに乗り込み移動することが可能なので、従来の脱出ホラーとは異なる幅広い遊び方ができますね。
過去のナンバリング作品とは雰囲気が大きく変わった本作。夏のお供に手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆『ポピープレイタイム』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam/PC/スマホ)
『ポピープレイタイム』は、おもちゃメーカー「Playtime社」の従業員失踪事件の真相を探るべく、廃墟となっている同社の工場を探索する謎解きホラーゲームです。
本作でプレイヤーは、襲い来るおもちゃから逃げつつ謎を解き、目的地に到達することを目指します。逃走パートと謎解きパートが分かれているため、追いつかれる前に謎を解かなければならないというホラーゲーム定番の焦燥感は少なめです。攻略を急かされるのは苦手、謎解きはじっくりとしたいという方に向いていますね。
謎解きにはアイテムを特定の場所にはめ込んだり、ドアのパスワードを解除したりする一般的なものと、「グラブパック」というツールを使用するものがあります。グラブパックは手が2つ、鉄のワイヤーで取り付けられたバックパックで、重いものでも簡単に運んだり、長くて伸びるワイヤーにより遠くのオブジェクトにアクセスしたり、電気を流すことが可能。古典的な謎解きと、本作ならではの謎解きを両方楽しめます。
なお本作は未完の作品で、現時点においてはチャプター3までが公開されています。ゲームのボリュームも丁度良い塩梅ですので、サクッとホラーゲームで遊びたい方におすすめです。
◆『Ib イヴ』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam)
『Ib イヴ』は、両親と訪れた美術館でひとりぼっちになってしまった少女「イヴ」の奇妙な体験を描く2D探索型アドベンチャーです。今回は、2012年にkouri氏が『RPGツクール2000』で製作し公開した同名作のリメイク版を紹介します。
イヴが両親と訪れた美術館は、芸術家「ワイズ・ゲルテナ」の作品を一目見ようとする人々で賑わっていました。しかし、1枚の絵を見た途端、美術館に異変が…。
周りの人々が消え、イヴはひとりぼっちになっていました。不気味な世界に迷い込んでしまったイヴは不安と恐怖に苛まれながらも、この世界の謎を解き脱出することを目指します。
芸術という世界観を活かした個性的な謎解きが本作の魅力です。ゲームに登場する美術品の多くに何かしらの仕掛けが施されており、またそれらの仕掛けがとてもユニークであるため、解けた際には爽快感が得られます。もちろん、ホラーゲームらしい演出も随所にあり思わずゾクッとすることでしょう。
リメイク版ではグラフィックの向上に加えて、新たな美術品やパズル、小さなアイテムが見やすくなるズームモードやキャラクターからヒントを得られる会話システムなどが追加されています。
フリーゲームのなかでも屈指の名作と名高い『Ib』が現代向けに進化して甦った本作。ホラー好きで過去作未プレイの方には、ぜひプレイしていただきたい作品です。
以上、夏に遊びたいホラーゲーム作品5つの紹介でした。気になった作品がありましたら、ぜひプレイしてみてください。
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