今回で【パズドラ初心者歓迎!降臨ダンジョン】も第四回となりました。今回攻略していきますのは「ヘラ・イース降臨! 氷零妃(地獄級)」。
ポイントとなるのはボス戦のひとつ手前で登場する「カオスデビルドラゴン」もしくは「カオスブリザードドラゴン」が繰り出す即死級ダメージ攻撃「カオスレイ」の対処と、「ヘラ・イース」の苛烈な毎ターン攻撃をどうしのぐか。さっそく見てまいりましょう。

●敵モンスターすべてが水もしくは闇属性。この両方を半減できるモンスターが鍵だ。

ヘラ・イースに挑むにあたってもっとも初期にテンプレとして確立されたのが、リーダーは水・闇半減のリーダーを用い、フレンドには「覚醒オーディン」を借りてくる耐久パーティ。自分側のリーダーは「ピエドラ」の進化形である「ドラウンジョーカー」の系統がアンケートダンジョン6で入手できることもあり調達が容易ですが、持っているなら「海王神・アビスネプチューン」などを使用するのもあり。
もちろん自分で覚醒オーディンをリーダーとして起用、フレンドに半減モンスターという形でも当然問題ありません。そして、重要となるのはパーティ全体のHP。バトル4の「氷砕機龍・アルデバラン」が繰り出す「アイスクラッシャー」が運悪く5連続攻撃となると、半減+オーディンで耐えるためにはHP10291以上、また、ボスであるヘラ・イースが後半多用する「フリーズブラスト」をオーディンのみで耐えるためにはHP10899以上が必要となるので、その辺りの数字がひとつの目安となります。サブは耐久目的に「防御態勢」、「威嚇」、「防御の構え(鉄壁の構え)」などの定番防御用スキル、攻撃用には「ギガグラビティ」などを使うのは普段の耐久パーティと同じ戦法。道中、ボスともにひたすら毎ターン回復ドロップを消して体力を全回復させてオーディンのリーダースキルを機能させなくてはならないので、相当ストレスフルな耐久戦となります。覚醒スキルの自動回復を持つモンスターを投入して補助とするのも良いでしょう。
また、HPを全回復させるために、回復力の数値もかなり重要となります。回復力がパーティ全体で3000強あれば回復ドロップ1セット+他色3コンボ程度でヘラ・イースの連続攻撃を回復しきることができるようになりますが、なかなかそこまで回復力の確保は一苦労。回復力が足りない場合は、コンボ数を増やしたり、ハート2セット消しにしたりなど工夫が必要となるので、パズル力や長期戦に耐えられる集中力が要求されることとなるでしょう。筆者が最初に挑戦した際のパーティは次のようなものです。

ドラウンジョーカーとオーディンの組み合わせにより、道中のダメージはHPが満タンである限りすべて1/10まで軽減することができる。カオスデビルドラゴンのカオスレイは66444の超絶ダメージだが、これも1/10。
問題は、カオスデビルドラゴンの防御力が5000もあり、通常攻撃ではほぼ貫通できないという点。ダメージ源はギガグラビティとオーディンの「グングニール」頼りとなり非常に時間がかかった。ヘラ・イース戦での注意点だが、開幕一回だけ「アイスコフィン」で5体を1~3ターンバインドしてくるため、先に「防御の構え」を使用しておいて保険をかけておくのが無難。その後体力が減ると18164ものダメージの「フリーズブラスト」を鬼のような頻度で使用してくるので、毎ターンのハート消しは困難を極める。また、ヘラ・イースのHPが40%以下で1度だけ「クリスタルコフィン」を使用して3体を2~3ターンバインドしてくるので、ここでもスキルでのフォローが必要。この時の挑戦では回復ドロップを毎ターン消す集中力が持たず、1コンティニューしてのクリアとなった。


こちらの写真は失敗例。スキルもなく、回復ドロップもなく、もはやほぼ死を待つのみとなっている図。こうならないためにはなるべく盤面を多く消してリフレッシュしていき、回復ドロップが来るのを祈るしかないためパズル力も相応に必要となるぞ。

こちらは、「虹の番人」の代わりに「超・下仁田ネギ」を投入してみたパーティ構成例。ネギの利点は回復800という非常に多い回復値。HPは虹の番人より大幅に劣るので、その部分さえ他のパーティメンバーでカバーして総合HPを確保できれば戦いやすくなる。
スキル「鉄壁の構え」も「防御の構え」と異なり5ターンダメージ半減のため上位互換とも言えるスキルだ。写真はアルデバランの5連アイスクラッシャーを受けてひやっとする図。

●その他のパーティは?……恒例の天使ルシファーパーティ、火力パーティもご紹介。

「黎明の熾天使・ルシファー」およびその究極進化形「叛逆の熾天使・ルシファー」はやはりここでも頼りになる存在。ポイントとなるのはバトル5の対処の仕方。写真ではレアモンスターである「カオスブリザードドラゴン」が出ているが、どちらのドラゴンが登場するかに関わらずカオスレイを何度もしのぐのはとても不可能。
カオスレイを連続して受ける前に「ギガグラビティ」と「明けの明星」で始末しよう。スキルがなく、HP1の状態でヘラ・イース戦に突入する形になってしまうので、明けの明星使用前になるべく回復ドロップを確保しておきたい。

イース戦に入ってからもフリーズブラスト連打がやはりきつく、今回も回復ドロップなし・スキルなしで座して死を待つのみとなってしまっているカット。もちろんこのあとは…

耐えられませんでした。虹の番人3体は少々やりすぎだった感もあり、ドラウンジョーカーなど防御態勢を持つモンスターなどを投入したほうがベターだったかも知れない。リーダースキルの闇属性のステータス上昇の恩恵は受けられないが、「エキドナ」系統を連れて行って威嚇でごまかすという手もあるかも。

気を取り直してコンティニューして無事勝利。戦闘中はギガグラビティは溜まるたびに即使用していきたいが、ギガグラビティを使用するとヘラ・イースのHPが40%以下に割り込むことが予想される場面では、次のターン「クリスタルコフィン」を使用されることを見越して、防御の構えを使っておく必要がある。明けの明星は盤面に大量の回復ドロップが確保されていて、次のターンで大きく回復できる見込みがある場合のみ使うようにした方が安全だろう。

地獄級の道中の敵はバトル1のデーモン2体がそれぞれHP30万程度、バトル2の「蒼天龍・ニライカナイ」もしくは「夜天龍・エリュシオン」が70万程度、バトル3の「究極邪龍・ヘルヘイム」が44万程度、バトル4の「氷砕機龍・アルデバラン」が50万程度、バトル5
の「カオスデビルドラゴン」が70万程度、ボスのヘラ・イースが180万程度なので、ボス戦でだけ「威嚇」が使用できれば、16倍程度の攻撃倍率の火力があればなんとか撃破していける計算になる。写真は実装初期に「炎隼神・ホルス」をリーダーとフレンドに用いてクリアした例。ボスまでに「威嚇」を溜めるのはかなりシビアなので、それぞれのバトルでは限界までターンを使っていく必要があり、「最初のターンでダメージを与えすぎず」、「かといって相手にターンを回さないように数ターン内で殺し切る」ドロップ調整が要求されたため、難易度は低いとは言えなかった。

以上、今回の攻略いかがでしたでしょうか。プレイヤーの実力も問われるようになっているとも言える、なかなかの高難易度の本ダンジョン。その分、ドロップするヘラ・イースは非常に優秀なモンスターなので育て甲斐があります。スキルのギガグラビティはヘラと同じものなので、スキル上げ目的ではヘラ降臨に通うことになり、ヘラ・イース入手後にこのダンジョンに複数回訪れる機会は少ないかも知れないのがさびしくもありますが…。次回は、「ゼウス降臨」の攻略を予定しております。ご期待ください。