色白の子を持つママが色黒の肌の子を見て「健康的で元気にみえていいわ」と羨み、色黒の子を持つママが色白な白雪姫のような子を見て「透き通るような肌で羨ましい」と思ってしまうことってありませんか?
このように“ないものねだり”するのが親の常です。
そればかりでなく、強みの部分も“直さなくてはならない部分”と感じて叱り過ぎたりします。
そこで今日は『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、ものの見方を変えるコツについてお話します。
■“リフレーミング”ってなに?
“リフレーミング”という言葉があります。これは心理学療法の言葉で“事実に対して与えている意味づけを変え、異なる見方でとらえ直すこと”という意味です。
この方法をぜひ、子どものしつけや普段のコミュニケーションの中で取り入れてみましょう。
■ものの見方・枠組みを変えるための10例
(1)「騒がしい」
>>>元気がある、明るい、場を盛り上げる力がある、先生に注目される
(2)「落ち着きがない」「集中力がない」
>>>好奇心旺盛、興味津々、エネルギッシュ
(3)「直ぐに怒る」「切れる」
>>>エネルギーがある、立ち向かう気力がある
(4)「変わっている」「皆と同じように出来ない」
>>>個性的、独創的
(5)「おちゃらけている」「ふざけてばかりいる」
>>>面白い、ユーモアのある、お笑い芸人の素質がある