子供は本当に季節に関係なく冷たいジュースが大好きですよね。特に風邪をひいた時など、喉を潤わしたり、スッキリさせてくれるジュースは大人でも飲みたくなるところですが、実はそれは喉に対しては逆効果だったということをご存じですか?
今日は、体調を崩しやすい時期こそ知っておきたい、“風邪をひいた時にジュースが身体に及ぼす影響”についてをお伝えします。
■冷たい柑橘系ジュースは「咳」をひどくする!?
風邪をひいて喉が痛かったり、咳の症状がある時、さっぱりしたい気持ちになりオレンジジュースなどの柑橘系ジュースを欲しませんか?
ジュースが好きなお子様にも、100%のジュースならビタミンも補給できるし身体に良さそうだから飲ませてしまうママも多いかもしれません。
ですが柑橘系のジュースは刺激が強いため、逆に喉に悪く咳もひどくなってしまうのです。
特に“冷たい”ジュースは刺激がさらに強くなります。
熱があると冷たいものを飲みたくなるところですが、“柑橘系”“冷たいもの”この2つは喉に刺激を与え、回復を遅らせてしまう可能性がありますので、できるだけ水分補給には温かい飲み物を摂るようにしましょう。
■「グレープフルーツジュース」は薬と一緒に飲まないように!
薬嫌いなお子様に何とか薬を飲ませるために、ジュースと一緒に飲ませることってありませんか?
実は、ジュースの中でも“グレープフルーツジュース”は特定の薬と掛け合わせると危険を伴うことが高いため注意が必要です。
グレープフルーツジュースの成分(グレープフルーツに含まれる“フラノクマリン”)が、体内の代謝酵素の働きを邪魔し、薬の分解を遅らせ、薬の効き目が強くでてしまい、副作用が現れる可能性が高くなるためです。
グレープフルーツジュースと掛け合わせてはいけない“お薬”としては、不眠症治療薬・高脂血症治療薬・免疫抑制剤などがありますので、子どもだけでなく大人の方も注意をしてください。
そういった薬が処方された際は、お医者さんや薬剤師さんにグレープフルーツジュースと一緒に飲まないようにと言われるかと思いますが、用心しておきましょう。
やはり、お薬を飲むときは安全を考えて、できるだけ“お水”で飲むことをオススメします。
いかがでしたか?
子供の好きなジュースは喉が痛い時、また薬と一緒に飲む時には十分な注意が必要です。
柑橘系のジュースの他に冷たいものも喉に刺激が強くなり症状を悪化させる恐れがありますので、水分補給は温かい飲み物を心掛けましょう。
【参考】
※ グレープフルーツジュースと飲み合わせが悪い薬一覧。
【画像】
※ holbox/ shutterstock
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。
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