下の子の出産後、赤ちゃんとの生活がスタートし、戸惑いや嫉妬を隠せずに赤ちゃん返りしてしまう上の子は少なくないですよね?
ママ友の話だと2~3週間で落ち着いたという子や、2年かかったというケースも。
上の子の複雑な気持ちを理解してあげたいと思うけど、なるべく早く赤ちゃんの存在に慣れてほしいというのがママの本音。
今回は2人目育児に奮闘中の筆者が実際に使用した、赤ちゃん返り中の上の子に“効果的な魔法のアイテム”をご紹介します。
最近はママと同じ気分を味わえる、子ども用の抱っこ紐が売っています。
作りも、使い方も大人のものとまるで同じです。おままごと好きの子に対してだったり、上の子に手こずるママに向けて、もってこいのアイテムです!
ぬいぐるみを抱っこしてお世話するうちに、“子どもなりの母性”が出てきて「赤ちゃんはか弱くて、可愛い存在なんだ」と認識してくるようです。
筆者の2歳の長男は、ぬいぐるみを抱っこひもで抱っこしながら「寝かしつけしてるのー」とゆらゆらしていたり、ハンカチでオムツを巻くようになって、オムツ替えをしてみたりしています。
「ママも忙しいね」と言われた時にはビックリしました。
赤ちゃんから気を紛らわすアイテムも大事です。何か1つでもいいので夢中になれるおもちゃを見つけましょう。
例えば、男の子だったら、鉄道プラレール派、ミニカー派、生き物派に分かれ、女の子だったら、おままごと派、お人形派、楽器派などがもってこいです。
その分野ごとにシリーズ化されたおもちゃがたくさん販売されていますよね。
筆者の長男は『アニア』という動物の小さなフィギアにハマりました。
長男が遊んでいる間に、筆者は赤ちゃんを寝かしたり、オムツ替えをしたり、授乳をしています。
運良く赤ちゃんが寝てくれれば、それからは上の子と遊ぶようにしてます。1人で遊んでくれるからと言って“独り遊び”にならないように気をつけたいものです……。
3:ママも懐かしい…「上の子が赤ちゃんだった頃のアルバム」わが家は1年に1回大量の写真を専門のお店に持ち込んで、1冊のアルバムにしています。上の子が赤ちゃんの頃から今に至るまでの写真が凝縮されたアルバムです。
ある日、上の子の赤ちゃんに対する嫌悪感がみられた時、ふと思いついて見せてみました。
「○○ちゃんも昔は赤ちゃんだったんだよ、かわいいね」などコメントしながら、今、目の前にいる赤ちゃんと昔のあなたは一緒なんだと伝えてみました。
上の子が赤ちゃんだった時の思い出話や、ママの気持ちも丁寧に話しました。どこまで理解したかはわかりませんが、赤ちゃんに優しくなったのは事実です。
自分が赤ちゃんの頃も、ママは一生懸命お世話していたことがわかって嬉しかったり、安心したのかもしれません。今では「ママ頑張って」というスタンスで見守ってくれることもありますよ。
赤ちゃんと上の子で“お揃いのお洋服”を着せてあげてみてください。
大人でも同じ服を着ていると、親近感がわいたり気分が高揚したりしませんか?
長男は、赤ちゃんが自分と同じ服を着ているのをみて「一緒だね」とニヤニヤしていました。子どもなりに仲良し感が増すように感じたり、仲間意識のようなものが芽生えるようです。
お出かけの時の服ももちろんですが、パジャマもオススメです。お風呂から上がって、ベットでゴロゴロしているときに、お揃いのパジャマで赤ちゃんと上の子がまどろんでいる姿はとても可愛らしいです。
それを見て、1日ノンストップで動いてヘトヘトのママにもほっこりタイムが味わえるはずですよ。
いかがでしたか?
今回は赤ちゃんへの嫉妬で上手く関われない上の子に対する魔法のアイテムを4つをご紹介しました。
上の子の複雑な気持ちに悩むママ、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【参考・画像】
※ アニア – タカラトミー
※ 著者提供
※ Anna Grigorjeva / Shutterstock