残っても地獄、辞めても地獄……多くの日本人が悩む働き方の現実

残っても地獄、辞めても地獄……多くの日本人が悩む働き方の現実
会社を辞めるべきか、このままいるべきか(写真提供:ゲッティイメージズ)
 「会社を辞めるべきか、辞めるべきではないか」

 組織に入ってがむしゃらに働いてきた時期が過ぎ、将来のキャリアパスを考えたり、未来の自分を想像したりし始めたサラリーマンの中にはそう悩む人もいるだろう。筆者自身も起業するために経済産業省を退官しようと決意し、いざ辞めるまでの5年間はずっとそういう気持ちだった。

 課長補佐になってさまざまな産業界の人たちと仕事をする機会を与えてもらい、国家プロジェクトの立ち上げやマネジメントを体験させてもらえたが、その先には組織の内部調整のためのポストが待ち構えていた。そこを通り抜けることで課長への道が開けていくのが官僚のキャリアパスだ。実力を認められれば課長の後に審議官、局長へと進むこともできるが、そういったポストに就いたころには定年やセカンドキャリアがちらつき始める。

 30代半ばを過ぎ、辞めていく同年代の同僚が増えたほか、テレビのドキュメンタリー番組などを見て、世界や地方で活躍する若者や同年代の人の姿が目に入るようになると、このまま経産省でのキャリアパスを歩んでいくことへの疑問を抱き始めた。今のまま官僚を続けることで自分のやりたいことは実現できるのか、新しいキャリアにチャレンジするには今のタイミングしかないのではないかと悩むようになった。そうやって悶々と悩む日が続き、最終的に2014年7月に経産省を退官した。

 退官した最初の1、2カ月は極めて晴れ晴れとした気分だった。これで自分は鬱々とした悩みから解放され、会いたい人にはいつでも会いに行ける、やりたいことはいつでもやれると解放感を味わったものだ。...続きを読む

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「残っても地獄、辞めても地獄……多くの日本人が悩む働き方の現実」の みんなの反応 45
  • 匿名さん 通報

    なんでも人のせいにするアベガーはどこ行っても使えないよww

    33
  • 匿名さん 通報

    退職金はなくなり雇用保障も有ってないようなもの。終身雇用で会社が守ってくれていた時代はよかったが今は怯えながら70まで低賃金で働かされる。くそ安倍さんこれが日本の現実です。

    12
  • 匿名さん 通報

    10:49氏は冷たい、社会から怯えた人の言う事です。おそらく人望もないでしょう。自信のある人は他人を貶して優越感に浸ろうなどとは考えません。

    6
  • 匿名さん 通報

    老害なんて言ってる若者、明日は我が身だぞ。想像以上に‥

    6
  • 匿名さん 通報

    安倍「大企業の業績の果実が、国内の中小・小規模企業、そして従業員の皆さんに行き渡らないようであれば、アベノミクスは失敗であると、私は考えています」→「私はトリクルダウンなんて言ったことない」

    5
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