ハイラックスの方向転換

ハイラックスの方向転換
ハイラックスに追加された誕生50周年記念モデルZ“Black Rally Edition”
 2018年11月。トヨタ自動車はハイラックスにZ“Black Rally Edition”を追加した。表向きはハイラックス誕生50周年記念モデルだが、筆者はもっと大きな意図を感じた。

●国内販売終了の構図

 ハイラックスというクルマは、興味のある人とない人に大きく分かれるクルマだと思う。正直に言うと、筆者はかつてほとんど興味がなかった。従って、一昨年の試乗会に呼ばれるまで、あまり来し方を知らないでいたのだが、04年の第6世代モデルを最後に国内では販売されていなかった。それが一昨年13年ぶりに復活したのである。

 最大の理由は、国内の4ナンバー規定の車両寸法が、グローバルのそれとかい離していたからである。全長4m、全幅1.7m、高さ2mを超えると1ナンバーとなり保険や道路料金などの区分が上がって維持費が増える。

 問題は、これが日本固有の規定であることだ。海外ではどうかと言えば、この種のピックアップトラックは、現在ほとんどが全長5335mm、全幅1855mmとなっており、どのメーカーのクルマもほぼミリ単位で同じサイズ。フォード・レンジャー、いすゞDマックス、フォルクスワーゲン・アマロック、メルセデスベンツXクラスも皆このサイズになっている。それがピックアップトラックのグローバルスタンダードというわけだ。

 そうやって国内規格がグローバルなデファクトスタンダードと異なる状態で、ハイラックスをどっちに合わせるかと言えば、それはもう売れる方に合わせる他ない。...続きを読む

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「ハイラックスの方向転換」の みんなの反応 6
  • 匿名さん 通報

    生産戦略の上からはその通りだ.しかし,日本の国土(特に林道)を走るには,やはり4ナンバー車が最適だ.日本の国土に合った車を日本メーカーが供給していないのは大問題だ.

    5
  • 匿名さん 通報

    代替えが23台=「国内ユーザーの期待に答えていない」ことと同義。なぜその点を追求しない?自動車ジャーナリストのレベルはその程度か?

    4
  • 匿名さん 通報

    トヨタの宣伝は抜かりない。さすがエキサイト。

    2
  • 匿名さん 通報

    結局新たな客層と引き換えに、本当に代替の車両を欲しがった人は切り捨てたわけだ。トヨタが日本の道路や駐車場を世界標準のものに作り変えてくれるならいいけど。やはり最後は4輪駆動の軽トラックか?

    2
  • 匿名さん 通報

    若人が買うのわざわざ買うのは異常だと思うけどな。そもそも道路の環境のサイズが合わないし、単なるファッションで乗るにはオーバースペック。正直乗るような車ではないと思うけどな。

    2
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