非正規社員もボーナスがもらえる? 賞与と各種手当を取り戻す「正当な手順」

非正規社員もボーナスがもらえる? 賞与と各種手当を取り戻す「正当な手順」
知識があれば、取り戻せる「各種手当」がある
 6月に入り夏のボーナスシーズンが到来した。日本経済新聞社の調査(5月13日時点、中間集計)によると、夏のボーナスの支給額の平均は85万815円。2018年と比べてわずかにアップしている。

 だが、働く人の中にはボーナスと縁もゆかりもない人もいる。その典型はいわゆる非正規社員だろう。同じ会社で働きながら正社員はまとまった金額のボーナスをもらうが、非正規はもらえない、出たとしてもわずか数万円の「金一封」や寸志程度しか出ない人が圧倒的に多いだろう。

 非正規社員とは、パートタイム、有期契約、派遣労働者を指すが、もちろんアルバイトも入る。雇用者総数5618万人(総務省労働力調査18年7~9月期)のうち、非正規が2118万人と約40%を占めている。この人たちにとってボーナスなんて縁遠い存在でしかないが、実は非正規はボーナスなしという常識を覆す判決を2019年2月15日、大阪高裁が下した。

●ボーナスの支払い命じる判決

 大阪医科大学で時給制で働いていた元アルバイト職員の50代女性が、正社員と同じ仕事をしているのにボーナスが出ないのは違法だとして裁判所に訴えた。一審の大阪地裁は訴えを却下したが、二審の大阪高裁は正社員と待遇差があるのは違法であるとしてボーナスの支払いを命じたのだ。

 なぜ、こんな判決が出たのか。背景にあるのは政府による「同一労働同一賃金の法制化」の流れだ。正社員と非正規社員の間の「不合理な待遇の相違の禁止」を定めたパートタイム・有期雇用労働法が昨年の国会で成立したが、いよいよ来年、20年4月1日(

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