日本発の“AIブレスト”は、世界の「ムダな会議」を変えるか

日本発の“AIブレスト”は、世界の「ムダな会議」を変えるか
非効率で無駄な会議は、会社に損失を与えかねない(写真提供:ゲッティイメージズ)
 長い、非効率、意見が出ない、結論に至らない――。日本企業で、会議が毛嫌いされるようになって久しい。インターネットで「会議」と検索してみると、すぐに「無駄」という言葉が目に飛び込んでくる。

 ただ、会議が無駄という意見は、何も日本に限ったことではない。スイスのスケジューリングサービス企業Doodle(ドゥードル)が、世界の1900万件の会議を研究し、米国、英国、スイス、ドイツで働くビジネスパーソン6500人以上にインタビューを行った調査結果によれば、これらの国の企業で行われている会議の3分の2が無駄だと分析されている。さらにこの4カ国では、無駄な会議によって年間5410億ドルの余計なコストを生んでいるという。

 日本でも、無駄な会議による損失が年間15億円に達するとの調査もあるくらいだ。とにかく、非効率な会議は会社に経済的損失すら与えるらしい。

 企画やクリエイティブなアイデア捻出などを担う職種のビジネスパーソンなら、斬新なアイデアを会議でひねり出そうとしてもなかなか思うようにいかない、という経験があるのではないだろうか。しかも会議では活発な議論が交わされることもなく、いまいち盛り上がらないケースも少なくない。そうすると、会議が非効率で無駄なものに終わってしまい、会社へ目に見えない損害すら与えてしまいかねない。

 そんな「ダメな会議」を改善すべく、少し前から注目されるようになったのが、ブレインストーミング、いわゆる「ブレスト」である。筆者も雑誌の企画会議などでブレストの経験はあるが、ブレストであっても、参加者の発言が少なくダラダラと時間が過ぎてしまうパターンも多い。それでいて結局何もまとまらない、なんてことになれば目も当てられない。

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