「職人が現場で宴会」「甘すぎる見積もり」 潰れそうだった建設会社をITで立て直した社長の紆余曲折

「職人が現場で宴会」「甘すぎる見積もり」 潰れそうだった建設会社をITで立て直した社長の紆余曲折
建設業界の改革を目指すホーセックの毛利正幸社長(編集部撮影)
 父親が経営する建設会社の危機を知り、勤めていたイベント会社を辞職して立て直しに奔走した男性がいる。「受注した工事の見積もりが甘い」「職人が現場で成果を出さない」「請求書の作成フローが非効率」といった課題に直面したが、業務のIT化を推進して解決。さらに、しっかり利益の出る仕事を優先して受注することで、働き方改革と利益率向上も両立させた。現在は自社でつくりあげたシステムを外部に販売するために新会社を立ち上げている。

 下請けの多重構造や非効率な業務が温存されがちな建設業界で、どのようにしてITを活用してきたのか。空気調和設備の設計・施工や風導管(ダクト)の製造販売などを手掛けるホーセック(京都市)の毛利正幸社長に話を聞いた。

最盛期には従業員が100人弱いて年商は25億円


 毛利社長は、ホーセックだけでなく、システム開発などを手掛けるTRECON(大阪市)も経営する。TRECONは、建設業務に関するさまざまな情報を一括管理できるWebシステム「建設タウン」などを提供しており、配管工事業者の業界団体である関西配管工事業協同組合やその加盟企業が利用している。

 建設タウンは、もともとホーセック社内で独自に開発していたものがベースになっているが、どういった経緯で開発されたのか。

 毛利社長の父親が経営していたホーセックは、最盛期に従業員は100人弱在籍し、年商は25億円を誇っていたという。毛利社長は25歳までイベント会社に勤務し、大手ラジオ局の仕事を請け負ったり、ビルのオープニングイベントの企画・運営を手掛けたりしていた。正月やお盆も休めない過酷な仕事だったが、充実感もあったという。

あわせて読みたい

ITmedia ビジネスオンラインの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

社会ニュースアクセスランキング

社会ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年3月27日の社会記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

国内に起きた最新事件、社会問題などのニュースをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。