餃子の王将、コロナ禍で店外売り上げが急増 「自社配達」か「ウーバー」か問題を考える

餃子の王将、コロナ禍で店外売り上げが急増 「自社配達」か「ウーバー」か問題を考える
宅配と持ち帰りが好調
 皆さんこんにちは。飲食店コンサルタントの三ツ井創太郎です。1都3県の緊急事態宣言が明け、少しずつではありますが飲食店にお客さまが戻ってきています。しかし、外食企業にとって非常に厳しい状況が続いてることに変わりはありません。

 今回は、コロナ禍でさまざまな取り組みを行い、成果をあげている「餃子の王将」を紹介します。日本全国に直営店526店舗、FC店206店舗を展開する中華料理チェーンです。

コロナ禍の「餃子の王将」の業績


 餃子の王将を展開する「王将フードサービス」の2020年4~12月における業績(連結)を見ていきます。

 売上高は605億1100万円(対前年比マイナス5.3%)、営業利益は46億2400万円(同マイナス22.7%)。コロナの影響で4~12月の累計では減収減益となっています。しかし、同社の業績を細かく分析していくと、20年10月には前年同月を上回る過去最高の売り上げを更新。10~12月においては増収増益(前年同期比)を達成しています。

 多くの外食企業が大幅な赤字決算に苦しんでいる一方、コロナ禍の9カ月間で46億円もの営業利益を達成した「餃子の王将」。次項では、その取り組み内容を詳しく見ていきます。

コロナ禍を乗り切った戦略とは?


 20年4~10月の売り上げ概況を細かく分析していくと、好調なテークアウト・デリバリーが同社の業績をけん引していることが分かります。

 餃子の王将における店内売り上げと店外(テークアウト・デリバリー)売り上げの月別対前年比を見ましょう。1回目の緊急事態宣言が発令された20年4月、店内売り上げは54.5%(対前年比)、店外売り上げは182.3%でした。翌5月は、店内59.4%、店外212%です。店内が落ち込む一方、店外が大きく伸長しています。20年4~10月の平均でも、店内は76.5%、店外は165.9%です。テークアウトとデリバリーの売り上げが、同社の黒字決算に大きく寄与しました。

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2021年3月30日の社会記事

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