ドリーム・アーツ営業「残業40時間以上」からの働き方改革

記事まとめ

  • 企業向けのコミュニケーションツールを提供するドリーム・アーツで、1人の営業から始まった「働き方改革」がある。
  • 入社後、残業が当たり前になったという齋藤瑛里菜さんは、習い事の阿波踊りをきっかけに、1人で働き方改革を始めた。
  • スムーズな話し合いが進む環境作りなどが功を奏し、承認フローの見直しや見積書のフォーマット化に成功した。

きっかけは“阿波踊り” 残業に苦しんだ営業女子が、全社の「働き方改革担当」になるまで

きっかけは“阿波踊り” 残業に苦しんだ営業女子が、全社の「働き方改革担当」になるまで
ドリーム・アーツのカスタマーサクセス統括本部に所属する齋藤瑛里菜さん
 平日の夕方に習い事や予定を入れたくても、その時間までに仕事が終わるか分からず、結局諦めてしまった――そんな経験はないだろうか。特に、異動や転職などで、慣れない仕事に取り組むことになった場合はなおさらだ。

 そんな中、どうしても参加したい習い事の時間が平日の夕方だったことがきっかけで、それまで残業漬けだった自分の仕事を見直したばかりか、社内に「働き方改革」を起こした社員がいるという。一体何が起こったのか。

●「変えるしかない」――残業漬けの毎日を抜け出したきっかけ

 企業向けのコミュニケーションツールを扱うドリーム・アーツに勤める齋藤瑛里菜さんは、現在同社のカスタマーサクセス統括本部に所属し、クラウドサービスの販売推進に取り組んでいる。2016年に営業として入社した際は、営業の経験は全くなかったそうだ。

 当時、同社では、各サービスの売り方といったノウハウや見積書のテンプレートなどは、人によってバラバラだったという。そんな状況に未経験で飛び込んだ齋藤さんは、「そもそも売り方が分からない」「必要な情報がどこにあるかが分からない」といった壁にぶつかる。1年目は定型業務が多かったというが、必要な情報を毎回探しながら、任される作業を必死にこなすうちに、気が付けば残業が当たり前の生活になっていた。

 「当時は、社内規定である『1カ月の残業目安は40時間以内』という枠を毎回超える常習犯でした」(齋藤さん)...続きを読む

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