格安SIMの“音声定額”は実現するのか? 食い違う日本通信とドコモの主張

格安SIMの“音声定額”は実現するのか? 食い違う日本通信とドコモの主張
日本通信は、総務大臣裁定を受け、音声通話を含めた通信費を4割削減するプランを投入すると予告。7月9日は、三田会長が定額プランを準備していることを明かした
 MVNOの日本通信が、来週、音声定額サービスを投入する。同社の代表取締役会長である三田聖二氏が、Twitterで新サービスの投入を示唆しており、「合理SIM」や「音声定額SIM」などの名称になることがうかがえる。背景には、不調に終わっていた日本通信とドコモの協議に、総務大臣裁定が下されたことがある。一方で、現時点ではまだ協議が完全に合意に達したわけではなく、日本通信とドコモの間には、認識の相違も存在する。その中身を読み解いていきたい。

●2019年11月から続いた日本通信対ドコモの戦い、総務大臣裁定までを振り返る

 日本通信の申請した総務大臣裁定が確定したのは、6月30日のこと。もともと同社は、2019年11月15日に、ドコモとの協議が進まないことを受け、総務大臣の裁定を求める申請を行っていた。その目的は、音声通話サービスをより廉価にすること。日本通信が求めていたのは、音声通話サービスの卸提供の料金見直しや、かけ放題オプションなどのプランを卸に加えることだ。2020年2月4日には、総務省が裁定案を電気通信紛争処理委員会に諮問。卸価格を原価に適正な利潤を加えた額に設定するよう求めた一方で、定額プラン、準定額プランの提供については却下されている。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、総務大臣への答申が遅れたが、6月10日、11日に文章での審議を行い、定額プランの提供は、原案通りに日本通信の主張が退けられている。これに対し、卸提供の料金見直しについては、総務大臣が両社からの意見聴取したあと、裁定すべきとの意見が添えられた。2社からの返答を踏まえ、6月30日に正式な裁定がくだされた格好だ。裁定までの経緯は、以下の記事が詳しいので、流れをつかむ上で一読しておくといいだろう。

あわせて読みたい

ITmedia Mobileの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース
「格安SIMの“音声定額”は実現するのか? 食い違う日本通信とドコモの主張」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    三大キャリア以外は、まともに使うには不安がぬぐえない。

    0
この記事にコメントする

次に読みたい関連記事「YouTube」のニュース

次に読みたい関連記事「YouTube」のニュースをもっと見る

ITニュースアクセスランキング

ITランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年7月11日のIT記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

最新IT業界情報やiPhoneやAndroidやガジェット、話題のサービス、IoT情報、スタートアップにまつわるニュースをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。