“5G前夜”、IoT機器への攻撃に備えよ 対策の鍵は「自動化」と「ゼロトラスト」

“5G前夜”、IoT機器への攻撃に備えよ 対策の鍵は「自動化」と「ゼロトラスト」
チェック・ポイントは「2020 Cyber Security Report」の中で、「5GによってIoTデバイスの数が劇的に増え、セキュリティ上の弱い鎖になり得る」と指摘している=画像は同社サイトより
 2020年、東京オリンピックの開催を前に5G回線の整備が進んでいます。これまで以上に多数のIoT機器がインターネットにつながるだけでなく、多数の人がより高速に、よりリッチなコンテンツを楽しめるようになることは大きなメリットです。しかし同時に「(5Gの普及は)新しい攻撃ベクターとなり得る」と、イスラエルに本拠地を置くセキュリティ企業Check Point Software Technologies(チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ)が警鐘を鳴らしています。

 同社はファイアウォール製品などを扱うセキュリティベンダーの老舗ですが、最近はクラウドやIoTといった領域での対策が必要だと考えているそうです。同社が1月に開催したイベントに併せて発表した「2020 Cyber Security Report」には、「5Gのロールアウトに伴ってつながるIoTデバイスの数は劇的に増加し、それがセキュリティ上の弱い鎖になり得る」と書かれています。

 調査会社によって数字に幅はありますが、「とにかくものすごい数のIoT機器がつながり、5Gはそれを加速させるだろう」と、チェック・ポイントのIoTプロダクトマネージャー、イツィク・フェイグレビッチ氏はイベントで述べました。これらはサイバー攻撃の糸口になっており、「サイバー攻撃のうち25%がIoTに関連している」といいます。

 問題の1つ目は、自社のネットワークにどのようなIoT機器が何台つながっているのか、把握するのが難しいことです。フェイグレビッチ氏は、従業員1万人規模の企業ならプリンタやIP電話も含め2万台のIoT機器が、500床規模の病院なら1万台の医療機器が、2000人が働く工場なら5000台のIoT機器がつながっているといい、「そのことを知らない人のほうが多い」と指摘しました。

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