子どもにとっての「読みやすさ」とは? 累計170万部の『10歳までに読みたい名作』シリーズ編集部に聞いてみた

子どもにとっての「読みやすさ」とは? 累計170万部の『10歳までに読みたい名作』シリーズ編集部に聞いてみた
児童書の名作を、今の子ども向けに新しく生まれ変わらせるには?
 「武安」、「馬克太」、「善均」……これ、何を指しているかお分かりでしょうか。答えはそれぞれ「ブリアン」「バクスター」「ゼンキンス」(ジェンキンス)で、すべてジュール・ベルヌ『十五少年漂流記』のキャラクター名です。

 1888年に刊行された『十五少年漂流記』は、明治29(1896)年の邦訳『十五少年』で、上記のような当て字を用いて登場人物を表記していました。現代から見ると強引に感じられますが、当時の人にはこちらのほうが読みやすかったのでしょう。「読みやすい翻訳」の姿は、時代や状況に応じて変化していくのです。

 「武安」から120年以上経った2019年6月6日、学研プラスの児童書シリーズ『10歳までに読みたい世界名作』より、『ナルニア国物語 ライオンと魔女』(原作/C.S.ルイス、編訳/那須田淳、絵/佐々木メエ、監修/横山洋子)『十五少年漂流記』(原作/ジュール・べルヌ、編訳/芦辺拓、絵/丸谷朋弘、監修/横山洋子)が刊行されました。価格は各880円(税別)です。

 表紙にはアニメ風のイラストとポップなロゴがあしらわれ、さらにふりがなの入った簡潔なあらすじが入れられています。一目で誰が主人公なのか、どのようなジャンルの物語なのかが伝わってくるデザインです。

 これまで26冊を刊行している『10歳までに読みたい世界名作』シリーズは、「読みやすい児童書」を作るためにどのような工夫をしているのでしょうか? ねとらぼ編集部では学研プラス編集部に取材を行い、子どもたちに受け入れられる本作りについて話を聞きました。

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