幼いころ別れた姉、20年ぶりの再会は葬式――姉の忘れ形見に出会う漫画「姉に似ている女の子」に涙腺が緩む

幼いころ別れた姉、20年ぶりの再会は葬式――姉の忘れ形見に出会う漫画「姉に似ている女の子」に涙腺が緩む
20年ぶりの再会は……
 両親の離婚で離ればなれになった姉弟の漫画「姉に似ている女の子」に「泣いた」「涙腺が壊れました」と反響が寄せられています。作者は『落ちてるふたり』などを手掛ける漫画家の西原梨花さん。

 7歳のときに両親の離婚で5歳上の姉と離ればなれになった宏介。20年ぶりの姉との再会は彼女のお葬式でした。姉の娘、杏と対面した宏介は、姉そっくりの姿に驚きます。

 数年前から病気だったことを娘以外には伝えていなかった姉。それを「冷たいね」と言う参列者に、宏介は事情も知らずに勝手なことを言うなと内心憤ります。しかしそんな彼も、姉と最後に話したことを覚えていません。一度でも姉に会えば良かったと悔やみます。

 杏から姉の話を聞きながら、一緒に過ごした日々のことを思い出す宏介。両親が口論を始めるとイヤフォンで耳をふさいでくれたこと、離ればなれになるときに「私についてくるって言ったのに」と言われたこと……。姉は自分のことを杏に話していただろうか、と気になるけれども聞けない宏介。

 そして姉が病気のことを隠していたのは、自分と過ごしたあの家に帰るつもりだったから、誰にも心配をかけたくなかったからだと思い至ります。そうであってほしいという、願望も込めて。

 杏を広島の祖父が引き取るか、東京の祖母と宏介が引き取るで両親が言い争いを始め、宏介は杏にイヤフォンを付けてあげます。「お母さんがやってくれたやつ!」と笑顔になる杏。自分も小さいころにやってもらっていたと宏介が話すと、「知ってるよ。お母さんが話してくれた」――その言葉に、宏介の目から涙がこぼれるのでした。

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