爆死したはずのPC周辺機器が忘れたころに「再デビュー」してくる裏事情

爆死したはずのPC周辺機器が忘れたころに「再デビュー」してくる裏事情
       
連載:牧ノブユキのワークアラウンド(PC・スマホの周辺機器やアクセサリー業界の裏話をお届けします)

 PC周辺機器の新製品ニュースを見ていると、かつて販売されていたのとそっくりの製品が、再び新製品として取り上げられているケースを目にすることがある。

 例えば、レーザー投影式のキーボードや、紙で書いた筆跡をPCに転送するペンデバイス、さらにはエルゴノミクスをうたうマウスなどでも「これ、前にそっくりなやつが売られていたよね?」という、既視感を覚えた経験がある人は多いのではないだろうか。

 気になって調べてみると、数年前に発売された製品はいつの間にか終息していて、それがあらためて新製品として投入される、という図式であることが分かる。発売元は従来とは異なるメーカーで、以前別ルートで販売されていたことには、一切触れていないというのがお決まりのパターンだ。

 こうした現象はどのようにして発生するのだろうか。PCの周辺機器やアクセサリーの業界ならではの事情を見ていこう。

●終息した製品の情報は後世に伝わりにくい

 国内の周辺機器メーカーが海外メーカーから仕入れた製品が、期待に反して全く売れなかった場合、最初に契約した個数の納入が終わった段階で、製品は終息することになる。下手をすれば、初回ロットで仕入れたものの、セカンドロットがないまま姿を消すこともしばしばだ。この間、ほんの数カ月の出来事だ。

 こうした、売れ行き不振で姿を消した製品は、そのメーカーにとっては触れてはいけない黒歴史になることもあれば、ネタとして語り継がれる場合もある。どちらの場合も、「こんな製品があった」「盛大に爆死した」という、製品の詳細と爆死に至った事実がセットになった状態で、社内で長らく共有されるわけである。

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2020年9月23日のIT記事

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