
今回「九州復興支援」企画でご紹介するのは山鹿市です。山鹿の、というよりも熊本の夏の風物詩ともいえる「山鹿灯籠まつり」が間近に迫って来ました。
昼間は“湯のまち”山鹿の温泉に浸かったり、明治から現在までの歴史を刻む芝居小屋・八千代座を見学したり、懐かしい街並みが残る豊前街道を散策しながらランチやスイーツを味わったりと、思い思いの時間を過ごすことができます。
夕方から夜にかけては「山鹿灯籠まつり」の本番です。徐々に美しさを増してくる灯籠踊りや花火など、幻想的で迫力のある夏の夜を存分に目に焼き付けてみてください。
山鹿市の震災被害と復興状況被害がほとんどなかった山鹿では被災者のために水と温泉を提供!
山鹿市には熊本地震による大きな被害はありませんでしたが、震災直後、熊本と台湾の高雄を結ぶ直行便が運休となり、海外からの観光客が来られなくなるというインバウンド面での影響が出ました。現在、直行便は通常運航をしています。
一方で、「山鹿市は地震直後でも水と温泉が使える」という情報が震災の被害を受けた方々に伝わり、多くの人が足を運ばれました。とくに市民温泉「さくら湯」は朝6時から24時までと長時間営業なので、仕事帰りに立ち寄る人も多く、大変喜ばれたそうです。
山鹿市の魅力って?史跡、自然、温泉、お祭り!いろいろな楽しみ方ができるエリア。
福岡との県境にある山鹿市。山々と菊池川流域に広がる平野に囲まれていて、江戸時代には細川藩の参勤交代の宿場町として栄えていました。