日本と韓国の管理職は短命?! 東京大学が研究、欧州に比べ死亡率が高い理由

過去の研究では、日本と韓国ともに、それぞれバブル崩壊後とリーマン・ショック後に、管理職の自殺率が上昇したことが報告されている。しかし、職業分類など同一の基準で日本・韓国と欧州との国際比較は行われておらず、「健康格差」の全体像は明らかにされていなかった。

そこで研究グループは、日本と韓国および欧州8か国(フィンランド、デンマーク、イングランド/ウェールズ、フランス、スイス、イタリア、エストニア、リトアニア)の過去25年間の職業階層別死亡率の格差を国際比較した。35~64歳の働く男性を、上級熟練労働者(管理職・専門職)、下級熟練労働者(事務・サービスなど)、非熟練労働者(生産工程従事者・運転従事者など)、農業従事者(林業・漁業を含む)、自営業者に分けて死亡率を分析したのだ。

バブル崩壊とリーマン・ショックが管理職にダメージ

その結果、欧州8か国ではすべての国で非熟練労働者の死亡率が最も高く、同じように上級熟練労働者の死亡率が最も低かった。これに対し、日本と韓国では、上級熟練労働者の死亡率が、農業従事者に次いで最も高くなっていた=グラフ参照。グラフを見ると、上級熟練労働者の死亡率は下級熟練労働者に比べ、たとえばフランスやスイスではほぼ半分以下、フィンランドやリトアニアでは3~4割なのに対し、日本では約1.1倍、韓国では1.7倍だった。

これは、いったいどういうことか。J-CASTニュース会社ウォッチ編集部の取材に応じた小林廉毅教授はこう説明する。


あわせて読みたい

J-CAST会社ウォッチの記事をもっと見る 2019年6月8日の経済記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

経済ニュースアクセスランキング

経済ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

国内の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

経済、株式、仕事、自動車、金融、消費などビジネスでも役に立つ最新経済情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら