3月の内定率、過去最高水準 新型コロナ4月以降に影響か

3月の内定率、過去最高水準 新型コロナ4月以降に影響か
新型コロナの感染拡大が今後の採用・就活スケジュールに大きく影響しそうだ

就職情報大手のリクルートキャリアの就職みらい研究所によると、2021年春に卒業する大学生の今年3月1日時点での就職内定率が、前年同期に比べて7.1ポイント高い15.8%だったことを明らかにした。2020年3月19日の発表。

同じ時期としては過去最高の水準で、人手不足や東京オリンピック・パラリンピックの影響を織り込んだ当初の計画どおりに進めた結果と考えられる。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で多くの企業で説明会を延期や中止するなどの措置を取っており、同社では「4月以降の内定率は影響を受けることが予想される」としている。

「内々定出し・内定出し」のピークだが......

来春の卒業生を対象とした内定出しは、東京オリンピック・パラリンピックの影響について調査(2019年12月5日~20年1月14日実施)した時点で、ピークが前年6月より2か月ほど早まるとみられるなど、スケジュールの前倒し傾向がみられた。そのため、3月初め時点での内定率が昨年を上回ることは一定程度、予想されていた。

ところが、就職活動が始まるのと前後して、新型コロナウイルスの感染拡大が顕在化。企業は急きょ、就職説明会を延期または中止したうえ、ウェブを使うプロセスに変更しているが、業種によっては影響が業績にも及んでおり、プロセスばかりか採用そのものを見直す動きも出てきた。

リクルートキャリアでは、21年卒の就職活動がコロナ禍でのスタートという状況を受けて、「21年卒採用活動プロセスの見直し」について緊急調査(3月6日~8日)を実施。「21年卒採用を実施する」予定がある企業の人事部門担当者778人に、新型コロナウイルスによる採用への影響を聞いたところ、88.1%(685人)が、「影響あり」あるいは「今後に影響がありそう」と回答した。


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2020年3月24日の経済記事

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