和本を学び、和本の魅力を「おもしろく、わかりやすく」伝えたい【Vol.20 誠心堂書店】

和本を学び、和本の魅力を「おもしろく、わかりやすく」伝えたい【Vol.20 誠心堂書店】
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賑やかな白山通りに面している、クリーム色のタイルの壁が目印の小さな古書店が、「誠心堂書店」。趣ある建物は2003年に「千代田区景観まちづくり重要物件」にも選ばれている。2003年には侯孝賢監督の映画「珈琲時光」にも使われており、古書店らしい風情が漂う。

誠心堂書店の主な商品は、書道関連本と和本(和紙を伝統的な「和とじ」で製本した本)だ。和本に対して敷居の高さを感じていた私は、少し緊張しながら和本のスペシャリストである二代目店主の橋口侯之介さんにお話をうかがった。

和本との出会い

橋口侯之介さんが「和本」に興味を抱き始めたのは、出版社に勤めてからだった。当時、数年で価値を失うような「売れる」本を作ることに違和感を覚えた橋口さん。勤務地である神保町の古書店を覗く機会が増え、会社で手掛けている本とはまったく異なる価値観で売買される古書の世界に惹かれていった。100年以上続く、本の価値を神保町の街で再発見したのだ。

そんななか、出版社で出会った奥様の実家が「誠心堂書店」であった。会社を辞め、古書の世界に飛び込んだ橋口さんは、先代である義父に古書業を一から学び、修行を積んだ。

1984年に店主となり、以来出版の現場経験を活かした、研究者とは別の目線で和本と向き合い続けている。

1000年以上持つ和紙が時間を超えた温もり演出
「和本とは明治以前に日本で出版された書物の総称です。江戸時代の日本人は、身分の差に関わらず大変よく本を読んでいたんです。硬い、学者向けの本から大衆的なものまで幅広い年齢層の人々が読書を楽しんでいました」

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2020年11月26日の経済記事

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