ステンレス製魔法びんを製造・販売するサーモス(東京都港区)は、eスポーツ観戦の楽しみ方を伝えるプロモーションイベント「THERMOS HOW TO ENJOY e-SPORTS」を2019年4月25日にスタートした。
6月13日、東京・秋葉原のeスポーツ専用施設「e-sports SQUARE AKIHABARA」で記者発表会が行われ、eスポーツを楽しむポイントや、観戦を楽しめる期間限定スポットが紹介された。
eスポーツとはパソコンやゲーム機を用いて行う競技で、格闘ゲームやレーシングゲーム、シューティングゲームなど様々なジャンルで大会が開かれている。ゲーム誌出版社「Gzブレイン」(東京都中央区)の調査によると、2018年の日本のeスポーツ試合観戦・動画視聴経験者は前年より66%増加し、383万人となった。
サーモスはeスポーツの観戦者が増加していることから、「観戦中にもっと快適な時間を過ごしてもらいたい」「自宅やカフェなどで、観戦の楽しみを知ってもらいたい」という思いでプロモーションイベントを企画した。発表資料によると、サーモスの「真空断熱タンブラー」は冷たさをキープするため、長時間のゲームでもドリンクを冷たいまま飲める。
発表会では、元eスポーツ選手でゲームキャスターの岸大河さんが司会を務め、サッカー解説者の松木安太郎さん、「eスポーツが気になっている」というタレントの土田晃之さん、朝日奈央さんがステージに登場した。
松木さんは5月に行われたサッカーゲームの試合「THERMOS HOW TO ENJOY e-SPORTS FIFA 19 グローバルシリーズ eJ.LEAGUE SAMSUNG SSD CUP公認エキシビションマッチ」で解説を務めた。同じく実況を務めた岸さんは「(松木さんは)かなり熱くなり、汗だくになっていた」とその時を振り返った。松木さんも試合を思い出し「プロ顔負けの、普通のサッカーを見ているような感じで、胸が熱くなった」と話した。
eスポーツの魅力に迫るために会場内のモニターでエキシビションマッチのVTRが流され、土田さんと朝日さんも真剣に見入っていた。時には椅子から身を乗り出し、実際のサッカーの試合を見るように「すごい」「めっちゃ興奮しますね」と声を上げていた。松木さんが椅子から立ち上がり、身振り手振りを交えてプレーを解説する場面もあり、かなりヒートアップした様子だった。
ひとしきり「熱く」なった後は、冷えたドリンクでクールダウン。
発表会ではeスポーツを楽しむ12のポイントが紹介された。事前にポイントを覚えてきたという朝日さんが手を挙げ、ステージ中央に進み出た。途中で土田さんや松木さんにヒントをもらいながらも、「eスポーツマンシップを持とう」「手に汗握っても、結露は握らない」「神プレーはプレーヤーの手元に宿る」などのフレーズを暗唱してみせた。
12のポイントはイベントサイトで読めるほか、ポイントを解説する動画「松木安太郎公認 THERMOS HOW TO ENJOYe-SPORTS MOVIE」がユーチューブで公開されている。松木さん、岸さんも出演し、人々がeスポーツ観戦を楽しむ様子が再現されている。動画は東京(新宿、銀座)、名古屋、大阪、福岡で展開される期間限定スポットでも放映され、スポットではeスポーツ観戦と「真空断熱タンブラー」も体験できる。<J-CASTトレンド>