首里城守る「スーパー瓦」が最優秀賞 小学生対象「樫尾俊雄発明アイディアコンテスト」

首里城守る「スーパー瓦」が最優秀賞 小学生対象「樫尾俊雄発明アイディアコンテスト」
最優秀賞作品の「日本の文化と伝とうを守る『スーパー瓦』」

カシオ計算機創業者の1人、故・樫尾俊雄氏ゆかりの品を展示する樫尾俊雄発明記念館(運営:樫尾俊雄記念財団、東京都世田谷区)は2019年11月17日、東京都足立区の東京電機大学カシオホールで「第2回樫尾俊雄発明アイディアコンテスト」の決勝大会を開催した。

全国の小学生から「人の役に立つ」「日常生活に便利」「未来の世界であったらいいなと思う」がテーマのアイデアを募集したもので、最優秀賞には沖縄・首里城などの文化財を守る「スーパー瓦」を描いた作品が選ばれた。

「このアイデアがもっと前にあれば...」

コンテストは「発明を通じて社会に貢献する喜びをより多くの子ども達に知ってもらう」を目的に、2018年に続く2回目の開催となった。作品は19年4月17日~9月20日に募集し、全575作品の中から選ばれた10組11人が11月17日の決勝大会で自身のアイデアを発表した。

審査の結果、最優秀賞の「樫尾俊雄賞」を受賞したのは、静岡県磐田市立磐田西小学校の佐藤迪洋(みちひろ)さんと知海(ともみ)さん兄妹の作品「日本の文化と伝とうを守る『スーパー瓦』」だ。防火や保温、空気の浄化など日本の文化財を守るための7つの機能を備えた瓦で、モデルとして首里城のイラストが描かれている。

受賞した2人は、

「瓦や壁の会社への取材と首里城の壁の模様を描くのが大変でした。このアイデアがもっと前にあれば、火事を防げたかなと思います」

とコメント。19年10月31日未明に発生した火災で正殿などが全焼した首里城に思いを寄せた。

コンテストの審査員委員長で樫尾俊雄記念財団の理事長を務める樫尾隆司さんは、大会を振り返り「応募されたアイデアは、素晴らしいものばかりでした。大人になっても人の役に立つという思いをもって夢にチャレンジして欲しい」と語った。<J-CASTトレンド>

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