【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、対中制裁関税「第4弾」を同日発動したことについて「中国から得ている巨額の関税収入の一部を、不当にも中国から標的にされている農家に引き続き支給する」と述べた。来年秋の大統領選をにらみ、中国による報復関税で被害を受ける米農家に配慮する狙い。閣僚級の米中貿易協議が9月に開催されることにも期待を示した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、中国当局が人民元の対ドル相場を「相当切り下げている」と強調。米農家や消費者、製造業が輸入品の値上がりを懸念する中、対中制裁関税を拡大しても、元安により、ドル建ての取引額に及ぼす影響は限られると指摘した。