トランプ氏に不快感あらわ=仏大統領「真剣にやろう」

 【ロンドン時事】トランプ米大統領とフランスのマクロン大統領は3日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の開催地ロンドンで会談後、約30分にわたって記者団の質問に答えた。そこではトランプ氏の軽口に対しマクロン氏が「真剣にやろう」と不快感をあらわにする場面も。短時間の記者対応でも、米仏首脳間に横たわる溝の深さが浮き彫りになった。

 「良い戦闘員を何人か要らないか」。トランプ氏はシリアで拘束されているフランスなど欧州出身の過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員に言及。「誰を連れて帰ってもいいぞ」と冗談めかし、マクロン氏に身柄の引き取りを要求した。

 マクロン氏は即座に「真剣にやろう」と返答。欧州出身の戦闘員は全体のごく一部だと述べた上で、最も重要なのはIS残党を掃討することだと強調した。

 これに対し、トランプ氏は「彼が偉大な政治家たる理由がこれだ。今まで聞いた中で、最も質問に答えていない回答だ」と冷笑。だが、すぐに「まあいい」と付け加え、それ以上の追及は控えた。 

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