高松塚古墳の壁画、修復終了=カビ除去、作業に12年―文化庁

 文化庁は26日、極彩色の女子群像「飛鳥美人」などで知られる奈良県明日香村の国宝、高松塚古墳壁画(7世紀末〜8世紀初頭)の修復作業が終了したと発表した。カビの除去や下地のしっくいの補強などを約12年かけて行った。今後、保存と展示用の新たな施設を整備する方針。

 壁画は石室内に描かれ、1972年に発見された。保存上の不備もありカビが生えるなど劣化が判明。2007年から石室を解体し、08年から古墳近くの仮設施設で取り外した石材ごとに本格的な修復を開始した。顕微鏡を使いカビを一つひとつ取り除くなどし、黒ずみができていた女性の顔などが鮮明になった。 

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2020年3月26日の社会記事

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