投票迷うなら「黒人にあらず」=バイデン氏、失言で陳謝―米大統領選

 【ワシントン時事】今年11月の米大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領(77)は22日のラジオ番組で、黒人司会者に「もしあなたが私とトランプ(大統領)のどちらを支持するかをまだ迷っているなら、あなたは黒人ではない」と語った。黒人の自分への支持を当然視するかのような印象を与え、バイデン氏は謝罪に追い込まれた。

 この番組は黒人の若者に人気があることで有名。インタビュー終盤で、司会者から大統領選に関し「まだ聞きたいことがある」として機会を改めて出演するよう持ち掛けられ、失言が飛び出した。

 バイデン陣営は「冗談で言った」と説明したが、トランプ陣営の黒人上院議員ティム・スコット氏は米メディアに対し「傲慢(ごうまん)で侮辱的、人種差別的だ」と非難。バイデン氏は放送から数時間後、「無神経だった。黒人の支持を過信したつもりはない」と陳謝した。

 黒人は民主党支持者が多く、今月のキニピアック大の世論調査によれば、大統領選でバイデン氏に投票すると回答した黒人は81%に上り、トランプ氏は3%にとどまる。番組の視聴者からは「失望した」「見下している」といった声が相次いでおり、選挙への影響を懸念する声も上がっている。 

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2020年5月23日の国際総合記事

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