30年後に「野生コアラいない」可能性を警告 オーストラリア東部で

記事まとめ

  • オーストラリア・ニューサウスウェールズ州議会でコアラの報告。
  • 2050年までに同州から野生のコアラがいなくなると警告している。
  • 大規模森林火災が発生し、生息地が深刻な打撃を受けため。

30年後に「野生コアラいない」=森林火災で生息地打撃―豪東部州

 【シドニー時事】オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州議会の上院調査委員会は30日にコアラに関する報告書を公表した。今年初めにかけて起きた大規模森林火災で生息地の2割以上が深刻な打撃を受けたなどとして、生息地を保護するために州政府が緊急に介入しなければ、2050年までに同州から野生のコアラがいなくなると警告した。

 報告書は、州内に生息するコアラはこれまで3万6000匹と推測されていたが、長期的な減少傾向に森林火災に伴う大量死が重なり「古くて、信頼できない」と指摘。森林伐採などにより生息地の減少や分断が進む中、森林火災で生息地の最大81%が失われた地域があると分析した。 

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