インド、感染者500万人超え=政権、貧困層死亡で責任逃れ

       

 インド政府は16日、新型コロナウイルスの累計感染者数が502万359人になったと発表した。死者数は8万2000人を上回った。累計感染者数が500万人を超えるのは米国に次ぎ2カ国目だが、インドでは依然、1日当たりの新規感染者が10万人に迫る状況が続いており、感染拡大のペースは衰えていない。

 3月下旬〜5月末の全土封鎖の影響を受け、多数の貧しい出稼ぎ労働者が職を失い、報道によれば1000万人以上が大都市から故郷などに移動した。40度を超える炎天下に徒歩で数百キロ移動し、途中で死亡した例が多数伝えられたほか、地方に感染が拡大する原因になったといわれる。

 人口の6割を占める貧困層への対策の遅れが指摘される中、モディ政権は責任逃れの姿勢に終始。14日の下院では、こうした出稼ぎ労働者への補償に関する野党議員の質問にガンワール労働・雇用相が「(死者数などの)データは政府にない。質問は無意味だ」と切り捨てた。 

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2020年9月16日の国際総合記事

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