
福島県沖で13日夜に発生した地震の影響で、那須塩原―仙台間で運転見合わせが続いていた東北新幹線は、24日始発から全線で運転を再開した。全線開通は地震発生以来11日ぶり。
JR東日本によると、当面の間、列車本数を減らして運行し、東京―仙台間、東京―盛岡間は所要時間が1時間ほど長くなる。秋田、山形両新幹線の東京方面との直通運転もこの日、再開した。
東北新幹線は地震の影響で新白河―古川間の電柱が折れるなどの被害が出たため、同社が復旧作業を進め、22日に仙台―一ノ関間で運転を再開した。全線再開後も、那須塩原―一ノ関間で速度を落として運転するため、本数は通常の8割程度となる。通常ダイヤに戻すのは3月下旬ごろを見込んでいる。
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