独、ロシアの選挙介入に危機感=偽ニュース警戒、捜査も開始

 【ベルリン時事】ドイツで連邦議会(下院)選挙が26日に迫る中、政治家を標的としたサイバー攻撃や、インターネット交流サイト(SNS)での偽ニュース流布によるロシアの選挙介入に危機感が強まっている。独政府はロシアにサイバー攻撃の停止を要求。当局が捜査に乗り出したほか、偽ニュース対策も進められている。
 独外務省報道官は今月6日、「ロシア政府に、違法なサイバー活動の即時停止を強く求める」と表明した。内務省は時事通信の取材に、「過去4週間でドイツの電子メールアドレスへの攻撃が数百回確認され、うち100回以上は下院の議員や職員、同姓同名の人物宛てだった」と明らかにした。9日に連邦検察庁の捜査が始まったという。
 攻撃を実行しているのは、ロシア政府が背後にいる「ゴーストライター」と呼ばれるハッカー集団とみられている。送信者を偽った電子メールを送り付けて偽URLをクリックさせ、個人情報を盗む「フィッシング」という手口で、独政府は「選挙に関連し偽情報を流すための準備」とみている。ロシア側は関与を強く否定している。
 連邦選挙管理委員会も対策を取り始めた。対ロシアに限定していないが、偽ニュースに対応する人員を大幅に増員。担当者は「メディアやSNSに注意し、偽情報が流れればホームページ上などで正しい情報を周知する」と説明。SNS運営会社とも緊密に連絡を取っているという。 

あわせて読みたい

時事通信社の記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

海外ニュースランキング

海外ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

このカテゴリーについて

世界の経済情報、政治、外交、宗教や事件など世界中の情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。

お買いものリンク