
このように長時間にわたって目を酷使した場合、1時間に10分程度休憩を取って目を休めましょう。その時には、簡単なストレッチなども有効な方法です。
■ストレッチ
まぶたをギュッと閉じて、パッと大きく開くことを数回繰り返し、目をゆっくり上下左右に動かし、最後に右回転・左回転を一回ずつゆっくりと両目を回します。また、遠くの緑を見ることも疲労回復になります。
■温アイマスク
蒸しタオルを目の上に乗せて血行を良くするのも手軽な方法です。
■マッサージ
マッサージとして、目の周りやまぶたの上をおさえるのが一般的だと思います。この方法は、一時的に血行は良くなり目が楽になるとされています。こめかみやまぶたを軽くひっぱることにより表皮と真皮との間にある血管を広げ、血流がさらに良くなれば、疲労回復効果も持続します。
また、目が疲れやすくなるもう一つの原因は、栄養不足から起こります。目の網膜にある色素「ロドプシン」は、光を感じることによりロドプシンをビタミンAに分解し、再度ロドプシンを再合成することで見えると判断します。長時間目を酷使してロドプシン量が減少すれば、疲れを感じるようになります。