安価で安全ながん治療「コータック」がイギリス臨床治験で“目覚ましい効果”

安価で安全ながん治療「コータック」がイギリス臨床治験で“目覚ましい効果”
高知大学名誉教授で高知総合リハビリテーション病院院長・小川恭弘医師

8月27日、イギリス・マンチェスターで開催された「国際放射線研究学会(ICRR)2019」において、がんの増感放射線療法「コータック」臨床治験の第一段階であるフェーズ1の結果が発表された。

増感放射線治療「コータック」とは、高知大学名誉教授で高知総合リハビリテーション病院院長の小川恭弘医師が2006年に開発した療法のことだ。乳がんや臓器や骨にできる固形がんの放射線治療を行う際に、オキシドールとヒアルロン酸の混合液をがんに注射することで、放射線の効き目を飛躍的に増大させる効果がある。がん治療薬というと、ノーベル賞受賞で有名になった「オプジーボ」など「費用が1回数千万円もする」という高価なイメージがあるが、コータックの治療費は「1回わずか500円ほど」だという。開発者の小川医師に話を聞いた。

「これまでの治療実績からみると、日本で年間約9万人が新たに罹患される乳がんに対しては、ほぼすべての患者さんで乳房切除手術をせずにこのコータックで治療することができます。もちろん、あとの乳房再建手術も不要。ほかにも多くの固形がんを手術なしに治療することが可能となるんです」

開発以来、この治療法を行った症例は、全国で個々に手掛けている医師と小川医師の担当した分を合わせて1千例を超えており、直径15センチの乳がんを消失させた例や、末期の直腸がんを治した例もあるという。

しかし現在まで日本では、治療費(薬価)が安すぎて、製薬会社が開発に二の足を踏んでいたため、コータックは保険適用がされていなかった。


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