「秋篠宮ご夫妻は、目的が判然としないままNY留学を決行した小室さんに、強い不信感を抱かれていました。小室さんの秘めたるキャリア計画を知れば、秋篠宮ご夫妻も驚嘆されるに違いありません」

そう語るのは宮内庁関係者。

ニューヨーク州弁護士会のビジネス法部門が刊行する専門誌『NY Business Law Journal』の’19年夏号に掲載された、注釈を含めて9ページにも及ぶ全編英語の論文。その執筆者の欄を見ると……。

「By Kei Komuro」

なんと小室圭さんが執筆した論文が、権威ある専門誌に掲載されていたのだ。

タイトルは「Challenges and Implications for Potential Reforms of Crowdfunding Law for Social Enterprises(社会的企業のためのクラウドファンディング法改正の可能性への課題と示唆)」。

論文の導入部分で、小室さんは次のように論文の意図を説明している。

《ここ数年、クラウドファンディングは社会起業家や投資家に人気のある選択肢となっています。

資本を調達する主要な方法の1つですが、クラウドファンディングは、とくに詐欺や資本や資金調達ポータルの限界といった、重大な課題に直面しています。本稿では、これら3つの課題について説明し、それらに対処するための推奨事項を示します》

日本とニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由さんに、小室さんの論文掲載がどれほどの快挙なのか聞いてみた。

「弁護士を目指して勉強をしながら論文を書いて応募するのは、とてもたいへんなことです。東大でもハーバードでも、私の周りには専門誌に論文を掲載された学生はいませんでした。小室さんの発想力と行動力は、アメリカでは大きく評価されると思います」 小室さんの論文掲載は、東大法学部を卒業した山口さんも驚く成果だというのだ。

論文を読んでいくと、小室さんが目指す弁護士像も見えてくるという。

「クラウドファンディングという時流に乗ったテーマを選び、その問題点を洗い出してうまくまとめてあります。小室さんは企業法務に携わる弁護士を目指しているのかもしれません。企業法務弁護士には大きく分けて2つあるのですが、1つはM&A(企業の合併や買収)などに関わり会社法を専門にするコーポレート・ロイヤー。もう1つは、証券法を専門にして株式や資金調達に関わるセキュリティ・ロイヤーです」(山口さん)

企業法務に関わるとなれば、それなりの年収も見込めるのだろうか?

「セキュリティ・ロイヤーは企業や投資家の行動が規制や法に触れないように予防することが仕事になります。年収についてはどの法律事務所に所属するかによって差がありますが、初年度で1千万?2千万円ほどでしょうか。その分野で頭角を現してパートナー(弁護士事務所の共同経営者)ともなれば、年収1億円も難しくないでしょう」(山口さん)

婚約内定報道があった当初、パラリーガルとして法律事務所に勤務していた小室さんの年収は300万~400万円程度と報じられていた。

小室さんが高収入を見込める企業法務弁護士になれたなら、秋篠宮さまも眞子さまとの結婚をお認めになるのだろうか? 皇室担当記者はこう語る。

「眞子さまとの安定した結婚生活のためには、ある程度の年収は必要でしょう。ただ、秋篠宮さまは決して高収入を求めていたわけではなく、2人が工夫して生活してくれればいいとのお考えです。むしろ、皇族の親類となる人物があまりにビジネス色の強い職業につくことに難色を示される可能性が高いのではないでしょうか」

「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載