「温かく、居心地がよく、笑顔あふれる家庭をつくることができれば、うれしく思います」

眞子さまが希望に満ちた表情でそう語られたのは、’17年9月3日のことだった。小室圭さんとツーショットで臨まれた婚約内定記者会見から丸3年――。

その願いは、いまだにかなっていない。皇室担当記者が語る。

「小室さんとの結婚をめぐって、秋篠宮ご夫妻と眞子さまの間には“冷戦”と称されるほどの亀裂が生じました。一時は、親子の会話がなくなってしまったほどです。しかしコロナ禍に対しては、専門家からオンラインで説明を受けられたり、防護服を手作りされるボランティアに励まれたりと、秋篠宮家のみなさんが一丸となって行動されています。紀子さまは身を粉にして家族関係の修復に努めてこられたのです」

そんななか、紀子さまが9月11日に54歳の誕生日を迎えられる。皇嗣妃になられた紀子さまは、昨年から誕生日に宮内記者会からの質問に文書で回答されている。

紀子さまは昨年《長女の気持ちを推測するなどして現状や今後についてお伝えすることは、控えたい》としつつも、眞子さまと佳子さまの将来について《これまで2人の成長を支えてくださった方々にも喜んでいただけるよう、将来を築いていってほしいと願っております》と語られていた。

「紀子さまはこの一文に、小室さんのような人物との結婚が祝福されることはない、とのお考えを込められたのではないでしょうか。1カ月以上前、宮内記者会から3つの質問が提出されました。もちろん今年も、眞子さまの結婚問題についての質問が入っています。紀子さまとしてもこれ以上、結婚問題を長引かせるわけにはいきません」(前出・皇室担当記者)

コロナ禍で家族の時間が増え、親子関係も改善したように見える秋篠宮家。

ところが、紀子さまは焦燥感に駆られていらっしゃると宮内庁関係者は語る。

「たしかに秋篠宮家はコロナ対応に関しては一丸となっています。しかし、小室さんとの結婚問題となると、いまも眞子さまは紀子さまの意見にいっさい聞く耳を持たれないのです。しかも皇室では、国民以上に徹底して外出自粛をなさっています。眞子さまも博物館への出勤を控え、リモートワークをされています。もう半年近く、ご家族と宮内庁職員以外とはお会いになっていないのではないでしょうか。

外部との接触がほとんどなくなった眞子さまですが、小室さんとはテレビ電話で頻繁に連絡を取られているようです。眞子さまと小室さんの絆がますます強まっていくばかりという状況に、紀子さまは不安を抱かれているのです」

3年前の会見で眞子さまは「両親も、私の考えを尊重しながらも、助言をし、見守ってくれました」と語られていた。再び秋篠宮ご夫妻がお二人の未来を応援される日は来るのか――。

「女性自身」2020年9月22日号 掲載

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