都道府県で違いが…要介護認定の割合が高いのは大阪府
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「うちの県は認定されやすい」「うちはされにくい」。介護関係者の間で、しばしばそのような会話があるという。要介護認定を受けやすいのはどの都道府県なのだろうかーー。

「ある県の介護事業者は『これまでよりも要介護認定を受ける人が減っていると感じています』と言っていました。近年、全国的に要支援、要介護の認定が抑制されており、これまで受けられたサービスが、受けられなくなるケースが出ています」

こう語るのは『図解ポケット 30分でわかる! 介護保険の上手な使い方』(秀和システム)などの著者で、介護施設のコンサルティング業務などを行う「スターパートナーズ」の齋藤直路さんだ。

要介護認定には要支援1~2、要介護1~5の要介護度がある。

要介護度が高くなるほど、受けられる介護サービスは多くなるので、要介護認定は介護を受ける人にとっても、介護する家族にとっても大事な問題だ。

だが、高齢化による介護費用の増大を受け、全国的に要介護認定の“抑制”が行われているという。

今までなら、認定を受けられたような人に「非該当」の判定が出たり、予想よりも低い要介護度の判定が出たりしているとの声が現場からあがっているのだ。

「しかも、“抑制”の度合いは都道府県によって差があるのです」

図の表を見てほしい(画像参照)。厚生労働省の最新データをもとに、各都道府県で65歳以上の人(第1号被保険者)のうち、要介護認定を受けている人の割合をランキング形式で示したものだ(要支援認定者を含む)。


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