“歌の甲子園”として日本一を競う人気特番『青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ』(フジテレビ系)。5月27日の放送回では「大学日本一決定戦」が開催され、韓国のヨンセ大を含む12組がエントリー。
そんななか、ゲスト出演したフリーアナウンサーの神田愛花(43)が述べた“感想”が波紋を呼んでいる。
注目を集めたのは、敗者復活で決勝に進出した立命館大のロック専門チーム「ハンドレッド」が米津玄師(32)の楽曲「KICK BACK」を披露した直後のこと。
パフォーマンス後はスタジオから拍手が沸き起こり、アカペラグループ「RAG FAIR」の土屋礼央(46)は「1回戦から決勝にかけて1番レベルが上がったんじゃないかな」と大絶賛。続いてカメラアングルが切り替わると、神田は次のように感想を述べたのだった。
「本当、酷な戦いと言いますか、皆さんどんぐりの背比べって言うんですかね」
テロップにも「どんぐりの背比べ」と映し出され、神田は両手を水平に動かすようなジェスチャーをしていた。すると周囲がざわつき、「良い言葉じゃない」などのツッコミが。神田の手前に座っていたアインシュタインの河井ゆずる(42)も、「ニュアンスはわかるんですけどね」と慌ててフォローしていた。
『新明解国語辞典』(三省堂)によると「どんぐりの背比べ」は、“どれも平凡で代りばえがせず、特に目立ってすぐれたものが無いこと”との意味を表すが……。おそらく決勝進出したチームに対して、“優劣をつけることが難しい”と伝えたかったのだろう。しかし、元NHKアナウンサーでもある神田だけに、SNS上では厳しい指摘が相次いだ。
《どんぐりの背比べって…甲乙つけがたいとかあるだろ…NHKアナウンサーだったんですよね…?》
《神田さん、今ハモネプ見てたん ですけど 「どんぐりの背比べ」発言は まじで失礼過ぎますよ… 「背が低いもん同士で頑張って比べてるけど実際はそんな変わらん、どっちも低い」みたいな意味なので》
《ハモネプの決勝戦に対して『どんぐりの背比べ』は酷すぎて草 流石にカットしたれよ…悪意ないんやろうけど使った言葉が酷すぎる》
ことわざの“誤使用”にツッコミが相次いだ神田だが、実は国語が苦手なことからNHK時代に致命的なミスを連発していたという。
「神田さんは’21年12月に出演した『しくじり先生』(テレビ朝日系)で、『理系だったので国語に弱い』と明かしていました。アナウンサーを目指していた大学生時代は、アナウンススキルを磨くことはせずに“ミスコンの優勝を目指す”などの方向に力を注いでいたそうです。実際、学習院大の3年生時には準ミス学習院に選ばれています。
’03年にNHKに入局してからは、中学1年生の漢字ドリルからやり直したこともあったそうです。ですが、長続きせずに勉強を疎かにしてしまったため、『綱引き』を『あみびき』、『東北』を『ひがしきた』と読んでしまうなどの間違いを連発。さらに選挙報道では『公示(こうじ)』を『告示(こくじ)』と読み間違える決定的なミスをしてしまい、報道局を“ほぼ出禁”になってしまったと話していました」(テレビ誌ライター)
今年でアナウンサー歴20年を迎えた神田だが、持ち前の天然キャラでカバーできるだろうか。