AbemaTV朝青龍特番が覆した業界のタブー「地上波では無理...の画像はこちら >>



11月に元SMAP3人による72時間特番を放送し世間を驚かせたAbemaTVだが、大晦日の特番がまたも話題となっている。「朝青龍を押し出したら1,000万円」を午後8時から元日午前0時45分まで生放送し、元横綱・朝青龍(37)が一夜限りの土俵復帰を果たすのだ。



「朝青龍は10年に一般人への暴行事件が原因で引退。現在は母国・モンゴルで実業家として活躍しています。番組では公募で選ばれた挑戦者と特別枠の挑戦者が朝青龍に“ガチンコ”で対決。勝ったら1,000万円をゲットできるというもので、『張り手なし』『立会時の変化なし』『かち上げなし』以外は、大相撲と同じルールです。引退したとはいえ、元横綱。朝青龍はトレーニングを開始しているようです」(相撲担当記者)



元横綱・日馬富士(33)暴行事件に端を発したスキャンダルで、連日世間を騒がせている角界。

ワイドショーでも格好のネタとして取り上げられているが、その影響は今回の特番にも及んでいるという。



「世間的に“相撲ネタ”は自粛ムード。力士をゲストに呼ぶこともありません。おまけに挑戦者の1人は『週刊文春』(文芸春秋)で元女性マネージャーへの壮絶DVを報じられたボブ・サップ。これだけタブーが多いなかでも放送を続行するのは、地上波ならありえないこと。放送はとても無理ですよ。

それを平然とやってのけるAbemaTVに、各局が戦々恐々としています」(民放キー局のバラエティ班スタッフ)



朝青龍の特番に続き、元SMAP3人が出演する正月特番も放送する同局。来年も民放キー局の常識を覆す“仕掛け”が続々と飛び出しそうだ。