“元祖こども食堂”近藤博子さんが語る、現代日本の子供たちの「食」

“元祖こども食堂”近藤博子さんが語る、現代日本の子供たちの「食」



現在、日本の子どもの「7人に1人が貧困」とされる。そんな子どもたちが通う「こども食堂」。日本全国で2,286カ所、のべ100万人超が利用しているという――。



「お帰り! いらっしゃい! おなかすいたでしょう」



東京都大田区は東急池上線の蓮沼駅近くにある「気まぐれ八百屋だんだん」。毎週木曜の夕方から、ここの店内でこども食堂が開かれる。午後5時半。店主の近藤博子さん(58)が、中学生の女子4人を迎え入れる。



「今日は、だんだんのこども食堂初めてのにぎりずし。来ないと損する日かもね(笑)」(近藤さん)



続いて今度は、小学生の男子2人組が100円玉を握りしめ、やってきた。「ただいま! おっ、板前さんが握るすしじゃん。オレ、初めてかも」。その元気な声を聞いて、6時間前から準備していたボランティアのすし職人の内田真帆さん(29)もうれしそう。



3児の母で歯科衛生士の近藤さんが'12年夏に開いた食堂は、日本で初めて「こども食堂」の名称を使った第1号。名付け親も近藤さんだ。



「シンプルにして目的を的確に言い当てたネーミングがまずあって、近藤さんのこども食堂をお手本に、日本中に広がっていきました」



そう語るのは、法政大学で、こども食堂安心・安全向上委員会代表の湯浅誠さん(49)。同委員会が4月に行った初の全国調査で、日本中にこども食堂が2,286カ所あると判明。2年前の調査では、わずか319カ所だった。



「1日の食事をほとんど給食に頼る子、学びたくても塾に行けない子。子どもの7人に1人が貧困といわれる今、貧困対策として始まったこども食堂ですが、もはや社会のインフラになりつつあります」(湯浅さん)


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