40代に突入してから、メイクが迷走しがち。流行りのメイクを取り入れることを躊躇(ちゅうちょ)するのはもちろん、ベースとなる肌も一体どんな風に仕上げるのが正解か分からない、という人も多いのではないでしょうか。


40〜50代女性に多い「老け見えファンデ」の特徴。若者向けコ...の画像はこちら >>
メイクをした自分の顔を鏡で見たら、なんだか顔が浮いている気がする。でもどこをどう直せばいいのやら……。開き直ってナチュラルメイクにするのもかなり勇気がいります。

そんな悩める40~50代のために、やってはいけないファンデーションの塗り方をご紹介します。

ファンデのNGな塗り方①:隠したい部分が多すぎて厚塗り

シミやシワ、小じわなど隠したい部分が増えてくるお年頃ということで、いろいろ隠しているうちに、ファンデーションが厚塗りになっていませんか? それでは大切な清潔感も演出できません。

気になる部分はコンシーラーなどでカバーして、ファンデーションはあくまで自然に、肌をフラットに、なめらかに見せるようにしましょう。

ファンデのNGな塗り方②:合わない色のファンデで白浮き

厚塗りと同様に気をつけたいのが白浮き。最近は自分の肌よりも明るい色のファンデーションをつけるのが若い世代に流行っていますが、大人世代には難しいと思われます

40〜50代女性に多い「老け見えファンデ」の特徴。若者向けコスメで“失敗しやすい”ワケは
やってはいけないファンデーションの厚塗り、白浮き
くすみが気になる40、50代は、肌よりも明るいファンデーションつけると顔が浮いて残念な結果に。首と顔の色の差がありすぎるのは昭和のお母さんメイクのイメージあり、古臭い印象を与えてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

ファンデのNGな塗り方③:昭和感が強すぎるマットな肌

最近はセミマットな肌が注目されています。ですが、「カバー力もあるし、気になる部分を隠してくれるから」と、大人女性がマットな肌に仕上げるのは要注意です

40〜50代女性に多い「老け見えファンデ」の特徴。若者向けコスメで“失敗しやすい”ワケは
やってはいけないファンデーションのマット仕上げ
ツヤのないマットな肌は、これまた昭和のイメージが強く、古臭い印象を与えてしまいます。特にパウダーファンデーションのみでベースメイクを仕上げている人は、マットな肌になりやすいので気をつけましょう。

そして何より、色々気になる大人の肌には、程よいツヤが必須。
詳しくは後述しますが、特に頬の高い部分にツヤがあると肌が綺麗に見える上に、リフトアップ効果も期待できます。

続いては、40~50代におすすめのベースメイクの作り方をご紹介します。

大人肌のベースメイクは、首の色と合わせて白浮き防止

顔と首の色の差がありすぎると、違和感アリアリ。しかも、老け顔に見せてしまう恐れがあります。そのため、ファンデーションを選ぶ際は、手で試すよりも、顔と首の境目あたりで試してみる方が良いでしょう。顔だけ白浮きしてしまうのを防ぐことができます。

40〜50代女性に多い「老け見えファンデ」の特徴。若者向けコスメで“失敗しやすい”ワケは
首の色と合わせて白浮き防止
また、今使っているファンデーションと首の色に差がある場合は、フェイスラインあたりをぼかすようにつける(首に近い部分は薄塗りにする)と、白浮きを防止することができます。

大人肌のベースメイクにツヤは必須

大人肌はアラが色々。そんなお肌には「光」をうまく操るのが大切。特にツヤは必要です。

40〜50代女性に多い「老け見えファンデ」の特徴。若者向けコスメで“失敗しやすい”ワケは
大人肌のベースメイクにツヤは必須
具体的には、グロウ(ツヤ)タイプのファンデーションを選ぶと良いでしょう。それでも足りない時はハイライトなどでツヤをオン。ハイライトを入れるのは頬の高い部分や、こめかみの手前にちょっと凹んだ部分などに。立体的に見えるし、リフトアップ効果も期待できます。


ただしやりすぎると、そこだけ浮いてしまい不自然になってしまうので、注意しましょう。

「顔が縦に間伸びした感じ」もメイクで改善

また、年齢を重ねると顔の中央部分が伸びるような、間伸びしたような感じになるので、少しでも短く、小顔に見せる工夫をしたいものです。

例えば、チークをいつもより下につける、下まつげにマスカラ、目の下にもアイシャドウを入れる、といった工夫をすると、中顔面が短く見えるのでおすすめです。また、おでこの生え際や、あご部分にシェーディングを入れるのも効果的。

40〜50代女性に多い「老け見えファンデ」の特徴。若者向けコスメで“失敗しやすい”ワケは
ファンデーションを塗る際は下地を付ける
さらに、ファンデーションを塗る際は下地を付けるようにすると、密着力がアップして崩れ防止にもひと役買ってくれます。

仕上げにフェイスパウダーをつける場合は、フェイスラインから首筋にも軽く馴染ませて、顔と首の質感を揃えるのも忘れずに

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毎日なんとなく塗っているファンデーション。ちょっとした工夫で肌を綺麗に見せてくれる上に、若見え効果も期待できる?かもしれないなら試してみる価値ありですよね。

<写真・文/佐治真澄>

【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。
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