
「今まで一度もクズ男(クズオ)とつき合ったことがない」と言うと、驚かれます。
別に私が立派なわけでなく、彼らが私のような女を好かんのです。勝手気ままで男を立てず、笑顔少なめの私などクズ男様たちの範疇外。まぁ、結果オーライと言えましょう。
ところで、「元彼・元ダンがクズ男だった」という女性たちに話を聞く機会がありました。彼女らが口をそろえて語るのは、「あいつ、全然変わってない!」ということ。
彼女との別れとか、それなりつらいこともあったろうに、出会ったころと変わらずクズなのはなぜなのか?
今回は、浮気やDVを繰り返す「クズ男永久機関の謎」についてお話しします。
◆クズ男は一度死んでまた蘇る!?
【1】クズ男爆誕!~無意識に「理想の自分」を演じる
外面がよく、無意識に“頼れるリーダー”、“気前のいい男”、“ほがらかで話し好きな人”といったキャラを装って現れるクズ男。一見、快活で面倒見のいい男性に見えるので(だって、そう演じているから!)、女性はこの姿に惹かれてしまいます。
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【2】自分を盛った“ツケ”に苦しむ
度量の広いフリをして女性をとらえても、その姿は幻。本当は卑屈でコンプレックスが強く、言うほどお金がないことも。精神的にも経済的にも「自分に無理をさせてしまった」ことが許せず、その恨みを身内に向けます。
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【3】不快感を彼女に向ける
勝手に自分を大きく見せたくせして、「お前のためにオレは無理した!」などと言い出します。腹いせに暴言や暴力をふるったり、外出に制限をかけてくることも。彼女(妻)、子供、部下など“身内”は「自分の支配物だから、好きに扱っていい」と思う人もいます。