シングルマザーの約半分が貧困に苦しんでいる現実。養育費の未払いも…

シングルマザーの約半分が貧困に苦しんでいる現実。養育費の未払いも…
※写真はイメージです
 働く女性の活躍が重視される一方で、日本の女性の貧困化が深刻だ。国立社会保障・人口問題研究所によれば、単身女性の3人に1人が貧困(手取り月収−家賃=8万4999円以下)で、現役世代の多くで相対的貧困率(所得の中央値の半分を下回る人の割合)が男性を上回る。

 そこには女性のライフスタイルと、労働市場における女性の扱いが乖離している点から女性の貧困を生む大きな要因となっているという。

◆なぜ日本のシングルマザーの貧困率は突出しているのか?

 未婚の母、夫との離婚や死別。OECD(経済協力開発機構)の調査によると、さまざまな理由で、ひとりで子供を育てることを余儀なくされたシングルマザーの54.6%(親が就業している場合)が相対的貧困に苦しんでいる。この数値は、アメリカ(35.8%)、カナダ(29.6%)などほかの先進国を大きく上回る。なぜ日本のシングルマザーはこれほどまでに貧困なのか? 経済アナリストの森永康平氏に聞いた。

「まずはシングルマザーの約半数が非正規雇用で、低賃金労働を担っていること。厚生労働省の調査(以下同)では’16年度の母子世帯における母自身の平均就労年収は200万円と、子育てをしていくにはかなり厳しい状況です」

 養育費の未払いも問題だ。

「離婚してシングルマザーとなった場合は、元夫からの養育費も貴重な収入源となります。その平均額は4万3707円。ですが、56%のシングルマザーはそもそも養育費を受け取っていません。さらに、途中から養育費が支払われなくなったシングルマザーが15.5%。養育費を支払わなくても口座を差し押さえられたりはしないので、踏み倒す男性が増加しています」

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