わが子の発達障害を受け入れることで、広がった“あったかい世界”

 ぽんちゃんが“何かおかしい”と気づいてくれたのも保育園の先生だった。その後も、何かあるごとに熱心に話を聞いてくれて、つねに客観性をもって話してくれる先生たちは、とてもいい相談相手だったのだ。

 離婚が成立したときも、離婚してすぐ、みーちゃんがパパについて聞いてきたときも、どうしていいかわからなかった私は、当時同世代だった若い保育園の園長に相談した。泣きながら話す私のせなかをやさしくさすってくれたときの温かさは、いまも忘れない。すごく、いい意味で生活のなかに自然に入り込んでくれる先生たちが多かったのだ。

◆保育園から呼び出し。想定外の理由って?

 ぽんちゃんが3歳児クラスになるとき、私は園長先生と、担任の先生2人に呼び出された。ぽんちゃんがなにかいたずらでもしたのかなとドキドキしながら職員室に行くと、園長先生は、すごく気まずそうな顔で、話を切り出してきたのだ。

「ぽんちゃんは、言葉も話せませんし、他のお友達の作業と同じことをすることができません」

 あぁ、そうだよな。ついにこの時が来たか。ぽんちゃんはもう、健常児と一緒にいることがむずかしいのかと脳裏をよぎった。専門の施設にいくしかないのか、それとも…。

 そんなことを考えて顔が曇ったのをわかったのか、園長先生はこう続けた。

「あ、退園してとかじゃないのよ! そうではなくて、ぽんちゃんにはぽんちゃんにあった生活をしたほうがいいと思うんです。例えば、みんなが工作をしたとしても、ハサミを上手く握れないなら、握れるハサミを用意しなくちゃならないでしょ?

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